国民的アイドルSMAPのリーダーである中居正広が司会を務め、毎回ゲストの心理を洗い出し深層心理に迫るテレビ番組「ナカイの窓」(日本テレビ系列)。
彼の"人の話を聞く力"と、ゲストが積極的に話したくなるその"人間力"とは一体何でしょう。
中居正広はSMAPのリーダーでありながらピエロになれる存在
日本テレビ系列心理トークバラエティ番組「ナカイの窓」における中居正広の"聞く力"は、芸人から俳優、歌手など多岐に渡るゲストを取り仕切り、彼らの深層心理に迫ることを可能にしています。
それは時に、中居正広自身が恥ずかしいエピソードや恥部を晒すといった「道化」を演じることで空気を和ませ、ゲストがトークをしやすい環境を積極的に作り出しているきらいがあるからではないでしょうか。
昨日の窓の見逃した部分を見てるんだけど、相性について話すアヒル口?な中居くんが可愛すぎ?
— めいこ (@Wm023hGxir5sCc6) 2016年5月26日
すごい真面目な話と笑いを交えつつ優しさとツンと笑顔と可愛さも見せてくれる中居くんらしい司会が大好きです?#ナカイの窓 pic.twitter.com/tLw1M0VHGB
また、中居正広は国民的アイドルSMAPのリーダーであり、個性に溢れたメンバーをまとめることで養われた"人間力"を持ち合わせています。
ゲストの話が発展しやすいように押し引きを図りながら、「話す力」と「聞く力」の両方を兼ね備えバランスを取っている。そこが中居正広の展開する司会業の魅力になっていそうですね。
中居正広が「ナカイの窓」でゲストのトークを引きだす為のアクション
テレビ番組「ナカイの窓」では中居正広の「聞く力」が如実に現れているんです。
ゲストのトークを展開するにあたり、中居正広は頷きなど大きなアクションを示すことで、同意・共感の意志を指し示しているのにお気付きでしょうか。
また反対に、自身の思いや感じ方との差異を表明する場合にも、同じく大きなアクションをつけつつも声に強弱を持たせるなどし、ゲストのトークを引きだすことに成功しています。
時にはより大きなアクションで示すために、立ちあがり、身振り手振りをもってその意思を示すこともあります。中居正広が大きく反応を示すことによって、ゲストは自身のトークに手応えを感じながらさらに話を盛り上げる事が出来るのです。
"波乱万丈なSMAPのリーダーを通して培ったもの"
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