サムライブルーいよいよ始動!新生サッカー日本代表

トレタメ

ハリルホジッチ

ハビエレ・アギーレ監督解任にともない空席となっていたサッカー日本代表の監督がヴァヒド・ハリルホジッチ氏に決まり、ようやく再始動することになりました。

スポーツ新聞には、ミカエル・ラウドルップ氏やチェザーレ・プランデッリ氏、オズワルド・オリベイラ氏など、さまざまな名前が出てきましたが、結局はその中の一人、ヴァヒド・ハリルホジッチ氏に決定しました。どうやら新聞が勝手に騒いでいただけで、サッカー協会は最初からハリルホジッチ氏と交渉していたようですね。

新しいサムライブルーの誕生!

アジアカップまで指揮を執った前監督のハビエレ・アギーレ氏は、ブラジルワールドカップからそれほど時間がたっていないこともあり、ワールドカップ出場選手を中心としたチーム作りを行ってきましたが、新監督のヴァヒド・ハリルホジッチ氏は、これからロシアワールドカップまで指揮を執ることになるので、いよいよ新メンバーを選考しての日本代表を作り上げることになるのでしょう。

新監督ってどんな人?

ハリルホジッチ新監督は、ブラジルワールドカップでアルジェリア代表を率い、ベスト16に進出したことで世界的に知られるようになりました。ベスト16では優勝したドイツと対戦し、延長戦もまったく足が止まることなく動き続け、「優勝国を最も苦しめたチーム」と称賛されました。

同氏の戦術は基本的に堅く守って、中盤からのショートカウンターという形が多いようです。守備に関しては、マンツーマンで守ることが多いようで、日本代表でもそれを踏襲するつもりなのかわかりませんが、マンツーマンディフェンスの経験値があまり高くない日本のディフェンダーは、当初は戸惑うことがあるかもしれません。

また、アルジェリア代表でも見せたように、選手に対しては攻守にハードワークを要求するようで、新生日本代表に選ばれるのも、とにかく90分間動き回れる選手でしょう。

サッカー日本代表

今年のサッカー日本代表

サッカー日本代表の今後の日程は、まず3月にチュニジアとウズベキスタンとの国際親善試合があり、6月からいよいよロシアワールドカップに向けてのアジア2次予選が始まります。また、8月には中国で東アジア選手権もあります。

中国で日本が試合をすると反日ムードが一気に高まりますが、今回もそれは予想されるでしょう。そんな「逆風」のなか、ハリルホジッチ監督が率いる代表が、素晴らしいサッカーを披露してくれることを大いに期待したいものです。