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キンプリこと「KING OF PRISM」に開始3分で腹筋持っていかれる話。



全ては、私の友人の一言から始まった。

「なんか、観るだけで世界が輝いて見える映画があるらしいんだけど」

いかにも怪しすぎる誘い文句から始まるこのブログは、そんな映画があったら世界もさぞかし平和だろう…とぼんやり思っていた私が実際に「KING OF PRISM」を観て、これからキンプリを観る人へ送るメッセージである。

なお、この先ネタバレが多数登場するが、この映画においてはネタバレは全く意味を成さないので安心して読んで欲しい。

そもそも「KING OF PRISM」ってなんなの?


そもそもキンプリって何?って話だろう。

大変失礼な話で申し訳ないが、ある程度オタクな私も、友人にあの一言を言われるまではキンプリについての知識は全く無く、その時は完全にジャニーズを思い浮かべていた。全然違った。岸優太くんとか出てこなかった。

キンプリとは、正式名称を「KING OF PRISM By Pretty Rhythm」という。2013年より放送されていたアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」に登場した男子アイドルキャラたちを主人公としたお話。

しかし、「プリティーリズム」は元々は女の子がメインキャラクターであり、今も「プリパラ」という名前に変わって小さいお友達から大きなお友達まで多くの人に愛されている女児向けアニメである。先日、プリパラにハマる私のいとこ(6歳)と私の友人(20代)がそれぞれ違う場所でプリチケをパキってた時はちょっと頭を抱えた。プリパラisとても罪なコンテンツである。

そんなことはさておいて、キンプリとはどんな話なのか?

エリートプリズムスタァ養成学校であるエーデルローズに所属する3人、神浜コウジ速水ヒロ仁科カヅキ。彼らは「プリティーリズム・レインボーライブ」の最終話にて、「Over The Rainbow 」(通称オバレ)というユニットを結成する。

キンプリは、ひょんなことから彼らのプリズムショーを観て文字通り全裸になっちゃうほど感激してしまった少年、一条シンがエーデルローズに入って成長する姿と、オバレの活動のその後を描いた話。ざっくり説明するとこんな感じ。要はだいたい歌いながらスケートして自然に脱衣。これが頭に入っていればオッケー!

なんかカタカナ多くて既に意味がわからないというあなた、安心してください。知らなくても見ればだいたいわかります。スタァを応援してみたい!という気持ちが一番大事。



実はこんなにいるキャラクター!

ここでは、突如として映画館に連れて行かれたミリしら状態の私が紹介する、私なりの前情報とキャラクター紹介を少し。キンプリファンの方には大変恐縮なキャラクター紹介だが、ご容赦願う。

king of prism by prettyrhythm <出典:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yoshidaxkun/20160120/20160120011159.jpg>

神浜コウジ(cv柿原徹也)。普段は物腰が柔らかくて、ミシュランもらえよレベルの料理をメンバーに提供してくる爽やか三組。しかし、対決シーンになるととたんに鬼の形相に変わるので、数分前に笑いながらおしりからはちみつ出してた奴と同一人物かと一瞬目を疑う。

速水ヒロ(cv前野智昭)。コウジに対してゲスの極み的な行動をするも実はコウジ大好き。めっちゃ好き。コウジがハリウッド行きの電車に乗って、それを泣きながら追いかけている時のヒロ役の前野さんの演技がかなり迫真。どうやらヤンデレと言われているらしいがその通りかもしれない。

仁科カヅキ(cv増田俊樹)。ストリート出身の熱いヤツ。熱血なので何度ドラゴンとか出しても違和感がない。ダンスとかスケートしてたはずが大剣持ってたりドラゴン乗ってたりするけど、勢いに飲まれて全く違和感がない。三人の中では一番男気があって理解しやすいキャラという印象。

一条シン(cv寺島淳太)。全日本世界が輝いて見えちゃった先駆者であり、感激して全裸になったり、下に人がいるのも気にせず笑いながら自転車で上の土手から下の土手へ飛び出したりと、とにかく情緒がすごい。天性の輝きのおかげなのか、この物語が終わる頃には全裸で分身できるようになってる。第1回コイツに一番腹筋を捧げたで賞なら間違いなく大賞待ったなし。

大和アレクサンダー(cv武内駿輔)。朗報である。みんな大好き武内P、ついにアイドルになってた。しかもめちゃくちゃ歌が上手いっていうのは総意でしょう。カヅキの大剣を鋼のシックスパックではね返し、こちらも知らないうちにドラゴン使いに変身する。本編では悪役シックスパック野郎だけど、中の人が礼儀正しすぎるので本当は良い奴なんじゃないかと思えてくる。


如月ルヰ(cv蒼井翔太)。一条シンがオバレのショーを観るきっかけになったミステリアスボーイ。終始世にも奇妙な物語みたいな登場の仕方をするが、これについて誰も触れないのが余計に怖く、「まさか、コイツはもしかして一条シンと私にしか見えてないのでは…?」とまで思えてくる。物語のラストで放送される謎の映像にてキンプリと私達をさらなるファンタジーの世界へと誘ってくる。

今回紹介した他にもたくさんのキャラがおり、「EZ DO DANCE」の元楽曲を歌うTRFのメンバー、DJKOOに似たDJCOOというキャラが何食わぬ顔でいたりと、キンプリにはツッコミどころ満載のキャラしか登場しないので、残りはぜひ劇場でご対面してほしい。



意味がわからないネタバレ情報を手に鑑賞してみた。

現在、ツイッターなどのネット上ではキンプリワールドを体感してしまった人々のネタバレツイで溢れかえっている。その一部がこれだ。

・全裸でハグ
・全裸で人間がやたら分身する
・尻からはちみつを出す
・ハリウッド行きの電車が宇宙からやってくる
・そして星座になる
・公道での自転車二人乗りは禁止である
・エーデルローズのガバガバな経営
・キンプリが私を殺してくる
・キンプリが私を殺してくる
・キンプリが私を殺してくる

なんだろう、全部意味がわからない。当然私もわからなかった。ネタバレがネタバレとしての機能を全く果たしていないという既に期待しかない展開。今思えば、この時点で私はもうキンプリに飲み込まれる寸前だったのかもしれない。

キャラ情報も中の人とキャラが一致するぐらいしかろくに知らず、これらのネタバレだけを元にいざ鑑賞。

上映開始三分で私の腹筋は即死した。北斗の拳のケンシロウにでもやられたのかな?っていうスピード感だ。一緒に行った友人もキンプリについて何も知らなかったが、ふと隣を見たら泣くほど笑ってて、二人してアイコンタクトをして悟った。

 

「こ、これは殺される………ッ!!!!!!!!!」

 

事前に知ってたネタバレは、文字通りネタバレだった。ネタバレ以外にもツッコミたい場所のオンパレードで、キンプリの登場人物一人一人によしもと芸人の有能なツッコミを専属で雇いたいぐらいツッコミが追いつかない。これはすごい。なんというエンターテイメント。マッドマックス並の振り切れ方とパワーがそこに集結していた。私の中で、キンプリはアカデミー最多受賞作品と同等である。「V8!V8!」って叫ぶ代わりに「タカラトミーアーツ!」と心の中で叫ぼうではないか。

そして、圧倒的なプリズムを見せられているうちに映画は終了。ストーリー展開はだいぶ早くて、上映中は「え?」「は?」って脳内でマジレスしてるうちに終わってしまうので、初見の人はとりあえずノリで最後まで映画を見続けた方が楽しいと思う。




その後、キンプリを何も知らなかった友人は「ヒロ様~!」と突如何の脈絡もなくツイッター上で泣き出すようになった。やばい。やばすぎるぞこの映画。


<出典:https://youtu.be/CC0MZTKljEI>


このブログを読んで、少しでも気になった方へ。応援上映も決定された映画館も多く、まだまだ鑑賞のチャンスは残っている。何もわからなかった私でも、あの時間はプリズムスタァを応援できた。大丈夫、行けるさ!行こうぜ!とりあえずビールぐらいの気持ちで行っとこう!

確かに、キンプリを見終わった後の新宿はとても輝いていた。キラッッッキラだった。その後、続けて映画「同級生」を見た私達の情緒は破壊された、というのはまた別のお話。

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