「白目芸」を世に広める!?若手芸人ピスタチオの風変りな人生とその芸風
今年ブレイクした若手芸人の中でも、一風変わった芸風を持つコンビ、それがピスタチオです。
一見不気味な風貌を持つ2人、元ホストの伊地知大樹と小澤慎一朗。
彼らが醸し出す独特の雰囲気から飛び出すお笑いネタとは何なのか?
ピスタチオの芸風とデビューするまでの意外な経歴
NSC13期生として2010年にデビューし今年で芸歴5年目のピスタチオ。
一見独特の風貌で登場した瞬間から思わず目が釘付けになってしまいます。
彼らの芸風は、相手のボケに、一応ツッコんではいるもののさらにボケをかぶせていくような「Wボケスタイル」です。
「私の好きな食べ物を発表します」「それは楽しみです」
一見ごく普通の会話からはじまるのですが、しゃべりが独特で、さらに言葉の終わりに白目をむくという、奇妙な芸風がその風貌と合わさってより際立ちます。
ヒゲ面で妙な真ん中わけの髪型をしている、向かって左に位置する伊地知。
彼がお笑い芸人としてデビューする前の職業は何と歌舞伎町のホストでした。
24歳という、ホストとしては高めの年齢で世界に飛び込んだため、周りからは「じじい」などとイジられていましたが、懸命の努力の末、5年後にはNo1ホストの座を勝ち取るのです。
当時の映像も残っていますが、今の風貌からは想像もつかないイケメンでした。
一方相方の向かって右に位置する小澤。
彼は実家が大金持ちのボンボンで、祖父が有名なおもちゃメーカーの創設者でした。
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芸人としての転換点でもあった今の芸風の確立
結成後しばらくは鳴かず飛ばずで、あまりにも売れる気配がなく、次第にコンビ間の仲も悪くなっていきました。
そして仲の悪さがピークに達したあるライブ前、「これでウケなかったら解散しよう」とお互いに約束しました。
「どうせこれで最後だし思い切ったネタを」という相談のもと、ブレイクのきっかけになった「ネタ中にヤケクソ気味に白目をむく」芸を披露したところ予想外の大ウケ。
コンビ続行を決めるのはもちろん、この日をきっかけにコンビ仲も良くなっていったのです。
[next_heading title=ネタの紹介とブレイクのきっかけとなったアメトーク]