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三谷幸喜の作品には、よくおなじみの顔が出演します。その一人が香取慎吾。


二人は、お互いをとても信頼していて、三谷はこれまでいろいろな映画やドラマの主役に香取を抜擢し、香取はそれに演技で応えてきました。




これまでにどんな作品を二人が作ってきたのか、出演一覧をご紹介いたします。

実はこんなに三谷幸喜に出演していた香取慎吾


喜劇作家である三谷幸喜は、これまで多くのコメディ映画を世に送り出してきました。




香取慎吾は、「THE有頂天ホテル」と、三谷幸喜が初めて宇宙が舞台のロマンチックコメディーを描いた「ギャラクシー街道」の2本に主演しています。








特に、「ギャラクシー街道」では、それまでラブストリーは未経験だった三谷幸喜が、その主人公に香取慎吾を選ぶ辺り、信頼の高さがうかがえます。宇宙人という役どころをギャグのようにならず等身大で演じてくれたと絶賛しています。


その他にも、「みんなのいえ」「ザ・マジックアワー」には主役ではありませんが登場しています。

三谷幸喜にとっても香取慎吾にとっても挑戦の連続だったドラマ


2001年に「みんなのいえ」でひっそりと三谷作品の仲間入りをした香取慎吾は、翌年の2002年10月から半年間、三谷幸喜の脚本総合演出でドラマ「HR」に主演しました。








夜の学校を舞台に繰り広げられるシチュエーションコメディーで、香取は轟慎吾という教師役を演じました。




カメラ7台に囲まれた30分間ほぼノーカットの撮影で、セット内のみの収録、また公開収録で笑い声もすべてそのままという前代未聞の内容でした。




三谷自身も、香取の兄役で出演し、即興で演じるということもありました。

三谷幸喜初の大河ドラマに大抜擢された香取慎吾


香取慎吾自身にとっても、挑戦となった2004年の大河ドラマ「新撰組!」。いつか大河ドラマの脚本を書きたいという三谷幸喜の夢を叶えるため、香取慎吾が一役買いました。








この作品の中で近藤勇を演じた香取は、歴史の中で近藤が貫録ある組長に出世していったのと同じように、座長として大きく成長しました。




役とあまりにもシンクロしすぎたために、最後のシーンが近づくにつれ自分が本当に死んでしまうのではないかと錯覚したと言います。




その最後のシーンでは、近藤のセリフを香取自身に任せたという三谷。脚本家にとってどんな言葉で締めくくるかは重要なところですが、それを香取に任せることの信頼の高さを感じます。

三谷幸喜×香取慎吾の今後に期待


作品の一覧を見ても分かるように、たくさんの挑戦をしてきた三谷幸喜と香取慎吾。




立場は違えどお互いを尊敬しあい認め合っているからこその良い作品がたくさん生まれてきたのです。




こうして二人はこれからも良作を作り上げていくことでしょう。

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