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ウサイン・ボルト病気との戦い/メディアの批判され続けた


知ってる人は知っていますが、ボルトは、脊椎側湾症という持病持ちです。側湾症とは、脊椎が10度以上曲がる状態で、ボルトの背中を見ると確かに曲がっています。
ボルト・背中

この悩みによってボルトはしばらく悩ませることになります。単純に体のバランスがおかしいわけですから、体全体に負荷がかかるので脚の怪我などになりやすくなります。もちろん背中に痛みがはしることも・・・。

実際にボルトは、脊椎側湾症が原因で失速してしまうことが何度かあり、世界大会に出てもメダルをとることさえできませんでした。病気に関してボルトは「現役中は手術できないから、この病気と付き合いながら走っていくしかないんだ。無理をするとすぐに故障してしまう…」と話していました。

ウサイン・ボルト
ジャマイカで陸上は超人気スポーツで高校生の大会でもスタジアムが観客で満員になるほどです。日本でいう甲子園のような感じでしょうか。

なので、世界大会に出て脚の痛みなどで失速したボルトを新聞などは馬鹿にして、叩きまくりました。メディアだけでなく外を歩いている時にバッシングをされることもあり、あまりの辛さにボルトは故郷に帰ってしまったことさえありました・・。僕らは勝ってるボルトの姿ばかりを見ていますが、こんな時期もあったわけです。。

そんな時期がつづき、バイエルン・ミュンヘンのチーム・ドクターに相談しにいきます。要はボルトは自分の病気を抱えながらもナンバーになることができるのかをたずねました。

チームドクターの答えは「イエス」だったようで、ボルトはこの時相当喜んでいたようです。

そこで受けたアドバイスが連動性を高めること。そして、病気の背中を筋肉の鎧で固めてしまうというもの。流石バイエルン・ミュンヘンのチーム・ドクターって感じ。
ウサイン・ボルト
日本だったら、怪我しないように気をつけろとかで終わりそう・・・笑

連動性を意識した筋力トレーニングをすることによって、一箇所に疲労がたまるのを防ぎ、分散させる。これを4~5年間の長期計画を立ててハードな筋力トレーニングをすることを決意。

実際に4年後には、体重も大幅に増加し、背中は筋肉で覆われた身体に変身します。この頃には200mで世界で充分にトップで戦えるようになってきてました。

実際に大阪の世界陸上では、200mでタイソンゲイに続く2位で銀メダルを獲得。
タイソンゲイ・ウサイン・ボルト
しかし、実力がついてきたところで気持ちに緩み出てきてしまったのもちょうどこの時期。

そこでボルトを指導するミルズコーチは「お前は何のために走っているのか、自分が手に入れたいものは何か。最大の目標はオリンピックの金じゃないのか?」と鼓舞します。

この言葉にボルトは、奮い立たせれ、練習にも身が入るように。

ただ、ボルトにはもう一つ悩みが。

それは、「世界で一番速いヤツと呼ばれるのは200mでなく100mだ」ということ・・。

なのでボルトは100mでも勝てるようになるべく、スタートのトレーニングなどにも取り組むようになっていきますー!

そしていよいよボルト劇がスタートします!

2008年の北京オリンピック。ボルトにとっても意味のある大会だったでしょう。

100mでは、ゴール手前で手を下ろし流すような形で9秒69の世界新記録をマークした時は全世界に衝撃が走りました!
2008ボルト

200mと4×100mリレーでも金メダルを獲得。

ここからはもうヤバイですよ・・・笑

2009年のベルリン世界陸上では流さないで最後までちゃんと走ってほしいという皆の期待にこたえて、9秒58の世界新記録をマーク。
ウサイン・ボルト100m
200mでも19秒19の世界新記録。
ボルト200m
2011の 大邱での世界陸上で100もフライングによる失格などもありましたが・・・。

2012年のロンドン五輪、2013年のモスクワ世界陸上,2015年の北京世界陸上,2016年のリオ五輪全てで3冠を獲得。




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