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宝塚歌劇の名作の一つ『エリザベート』。
今年、2018年の再演で、宝塚歌劇での10回目の上演となりました。
それほどまでに愛されている名作で、トップスターが演じる、主人公・黄泉の帝王トートはもちろんですが、タイトルロールとなるエリザベートも、毎回様々な個性を発揮しています。

前編では、初演の花總まりさんから2002年の大鳥れいさんまで、エリザベートを演じた時のエピソードをご披露してきました。


今回は、2005年以降、エリザベートを演じた役者の皆様を取り上げてまいります!

2005年月組 瀬奈じゅん

2005年エリザベート出典:©宝塚歌劇団©宝塚クリエイティブアーツ 8月の番組ラインアップ|宝塚歌劇専門チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージより
彩輝直(現在、彩輝なお)さんが月組トップスターだった2005年。

お披露目公演の2004年『飛鳥夕映え』では前任トップスターであった紫吹淳さんの相手役から引き継いで、映美くららさんが相手役をしていましたが、この公演で退団。次なる公演は彩輝さん自身の退団公演であり、演目に選ばれたのが『エリザベート』でした。

そして、彩輝なおさん演じるトートに対峙するエリザベート役には、なんと男役である瀬奈じゅんさんが選ばれました!!
その時、瀬奈じゅんさんは月組次期トップスターであることも発表されていました。

エリザベート役にふさわしい娘役が見当たらなかったための、苦渋の選択だったと言えるのですが、かなり驚きの配役でした。

しかし、エリザベートはタイトルロール。主演と張り合う存在感が必要な役。男役スタートしてとびきりの輝きを放つ瀬奈さんだからこそ、絶対にしっかりとした存在感で魅せてくれるとファンを期待させ、それにしっかりと応えていました。

もともと美しい人なので、エリザベートの風貌がよく似合っていました。当時の男役の中でも体格はいい方でしたが、それが女帝としてのどっしり感に繋がり、伝説のエリザベートとなりました。

この数年後にトップスターとしてトートを演じ、退団後に東宝ミュージカルでエリザベートを演じているのもすごいことですね。

2007年雪組 白羽ゆり

2007年エリザベート出典:©宝塚歌劇団 TAKARAZUKA REVUE 公演案内 - 阪急電鉄より
雪組新トップスター・水夏希さんのお披露目公演でエリザベートを演じたのは白羽ゆりさん。

白羽さんは1998年に初舞台。下級生時代は月組にいましたが、2001年に雪組へ。新人公演ヒロインなども経験した後に、2005年星組で湖月わたるさんの相手役としてトップ娘役に。

その後、水夏希さんの相手役として雪組に戻ることになり、『エリザベート』は宝塚大劇場でのトップコンビのお披露目公演にもなりました。

白羽さんは、おっとりゆったりとした風情があり、歌声も美しく、品格のあるエリザベートを作り上げました。歌唱力も確かで、華やかで安定感がありました。

2009年月組 凪七瑠海

画像の説明文出典:©宝塚歌劇団 TAKARAZUKA REVUE 公演案内 - 阪急電鉄より
2005年にエリザベート役として健闘した瀬奈じゅんさんは、その次の公演で月組トップスターに就任しました。

相手役は彩乃かなみさんが務めていたのですが、瀬奈さんより早く2008年に退団することとなり、しばらく月組はトップ娘役不在の組となっていました。
しかし、2009年、瀬奈さんがトート役を演じることとなり、誰がエリザベートを演じるのかが話題となりました。

そして選ばれたのが、宙組で男役として活躍していた凪七瑠海さん。
組を超えての出演となり、これはとても話題となりました。

凪七さんは2003年初舞台の89期。同期には明日海りおさんや望海風斗さんがいます。首席卒業で、実力は申し分ありませんでしたが、やはりこの抜擢には緊張が見られました。

しかし、瀬奈さんのもとでしっかりとエリザベートを好演。男役ゆえ、歌は大丈夫なのか心配もありましたが、高音を響かせ美しく演じ抜きました。

娘役に転向するのかとも思われましたが、そのまま男役を続行。宙組から月組へ移り、今は専科に在籍。基本は男役ですが、時には女役も演じる、変幻自在な役者として存在感を放っています。

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