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宝塚の長年の歴史には同じ期から何人ものトップスター、トップ娘役を輩出する「黄金期」が何度か存在していました。
その中でも現在でも伝説として語り継がれるほどになっているのが、通称「華の71期」。伝説の四天王とも呼ばれた4人のトップスターが出た71期生のことです。
宝塚史上初、ほぼ同時期に4組(当時宙組はまだなかったため全組ということになります。写真は宙組初代トップスター、73期の姿月あさとさんを含む)で男役トップスターとして活躍したこの4人について解説していきます。
【轟悠のトップスター時代】

雪組から専科に異動した現在も、"トップ・オブ・トップ"という名称で呼ばれる轟悠さん。
トップスターの就任期間は1997年~2001年で。当たり役となったレッド・バトラー役の「風と共に去りぬ」、「凱旋門」などが知られています。
舞台では男くさい雰囲気を保ちながら、オフでは柔らかい語り口が印象的。2003年には歌劇団理事に就任、賞も多く受賞されています。
【愛華みれのトップスター時代】

花組にて就任期間1998年~2001年
「源氏物語あさきゆめみし」「〜夢と孤独の果てに〜 ルードヴィッヒII世」などが代表作。
その後もドラマや舞台で活躍されています。
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"四天王、残す2人はあのお方"
"四天王、残す2人はあのお方"
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