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モンキー・パンチさん原作の不屈の名作「ルパン三世」。アニメや映画など各種メディア展開され、今なお根強い人気を誇っています。このルパン三世が、今回宝塚歌劇団によって実写化されました!! 「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-」は、宝塚オリジナルストーリー。宝塚の雰囲気を残しながら、ルパンと宝塚のコレボレーションを意識した作りとなっています。
実写版峰不二子はこの人!
そこで異彩を放ったのが峰不二子役を演じた大湖せしるさん。なんと、男役を10年経てからの娘役転身と言う異色の経歴の持ち主で、さらに峰不二子役をほぼ完璧に実写化出来ていると大絶賛されているのです。男性の理想の女性キャラで、常にトップにランクインされる不二子ちゃんを見事に演じきった大湖せしるさん、今日は、その彼女の魅力について迫っていきたいと思います。
大湖せしるさんってどんな人?
大湖さんは、2002年に宝塚歌劇団に入団し、雪組に配属されます。男役のスターとして、重要な役どころを任される事が多く、将来的には雪組の男役の戦力になるはずでした。
ところが、2011年に公演された「ロミオとジュリエット」で「愛」という役を演じたことにより、自分の中に違和感が生まれます。その後も悩みながら1年間は男役を続けていたのですが、女役の方がリアルでいられることを悟ります。こうして、「男役をやりきった」という思いから、「次は娘役を極めていこう」と転身を決意したのでした。

そんな男役も娘役もこしてきた幅の広さからでしょうか、今回の峰不二子役も高評価。なかなかにきわどい、セクシーな衣装を着こなし、宝塚の品位を保ちながらも色気のある「宝塚の不二子ちゃん」を演じてくれました。
ミニスカートから見える黒のガーターベルトなんて、下手するととても下品になりがちですが、それが「かっこいい!」としか見えないなんて、素晴らしいですね。 娘役に転身してから、ますますその美貌に拍車がかかっている大湖さんに、これからも目が離せません。
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