同期と切磋琢磨! ひときわ煌めき始めた花組男役・水美舞斗

スター目白押しの花組にあって、ひときわ二枚目オーラを放つ水美舞斗さん。

その美しさと、カッコよさにノックアウトされる人が続出の今日この頃です。水美さんの魅力の真髄に迫ってみましょう!

確かな実力と凛々しい容姿を武器に、人気を集めてきた水美舞斗

水美舞斗さんの初舞台は2009年。

礼真琴さん、柚香光さん、愛希れいかさん、実咲凛音さん、妃海風さん、月城かなとさんなど、スターぞろいの95期生です。
水美舞斗
出典:©宝塚歌劇団 公式HPより
男役にふさわしい凛々しい顔だち、卓越したダンス力で注目を集め、新人公演等でも役付きは順調でした。

2011年の研究科2年のとき、「ファントム」で同期の柚香光とともに、イケメン集団の従者役に選ばれています。

新人公演でも若手スター級の役が続いていき、注目度も高まっていきます。

2013年の「オーシャンズ11」ではバージル・モロイ役。

柚香さんとともに「モロイ兄弟」として、歌い踊るシーンがあり、キュートな2人組を好演しました。

新人公演では二番手のラスティー・ライアン役。すらっとスタイリッシュな雰囲気に、スマートなスーツ姿がとてもよく似合っていました。

現トップスター明日海りおさんのお披露目公演となった、2014年の「エリザベート」では黒天使役とともに、2幕でフランツ・ヨーゼフを誘惑するマデレーネ役をゲットします。

トゥシューズで美しく踊る、バレエの上手な人でないとできない役を、美しく妖艶に演じた水美さん。

「男役でないと見せられないマデレーネにしたい(出典:ウィズたからづか 2014年09月号フェアリーインタビュー)」とインタビューで答えています。

着実に注目度と実力を高めてきた水美舞斗さんですが、同期の柚香さんの勢いに押され、なかなか新人公演主演がめぐってきませんでした。

水美舞斗
出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ カリスタの海に抱かれて(’15年花組・東京・新人公演)より
やっと新人公演主演となったのが、「カリスタの海に抱かれて」。

主人公のシャルルを演じた水美さん、感激のあまり最後のご挨拶では涙を流して感謝を述べたそうです。

[next_heading title=新人公演卒業後、少しずつ役付きも上がり始めた水美舞斗]