星組所属の男役、紅5メンバーの如月蓮さんを今の地位に押し上げたあの伝説的作品

星組では、期待の男役5人で戦隊モノのように「紅5」というユニットを結成しています。その紅5のメンバーの一人である如月蓮さんは「歌うまタカラジェンヌ」として有名な男役です。
如月蓮さんがこれほどまでに人気を集めている理由を、あの「モロイ兄弟」伝説を交えて考えてみました。

如月蓮

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紅5のイエローこと如月蓮さんのプロフィール

如月蓮さんは高校2年生修了後、2002年に3回目の受験で宝塚音楽学校に入学、2004年に90期生として宝塚歌劇団に入団します。入団時の成績は7番と上位で、雪組公演「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!!」で初舞台を踏みます。

その後、星組に配属されて、他の組に異動することなく星組にて数々の舞台をこなして経験を積み、2005年には新人公演「長崎しぐれ坂」で重要な役に抜擢され、韓国公演のメンバーにも選ばれています。

また宝塚専門チャンネルの「TAKARAZUKA SKY STAGE」では第6期スカイフェアリーズに、2013年には第5期スカイ・レポーターズに選ばれています。宝塚専門チャンネルで2回にわたって起用されていることは、如月蓮さんの人気と期待、タレント性を感じることができます。

「れんた」「れんれん」「れんくん」といった愛称で親しまれていますが、これはもちろん芸名の「如月蓮」からきたものです。

男役のかっこよさに定評のある星組では期待の男役で「紅5」というユニットを結成しています。戦隊もののようにメンバーにはそれぞれカラーがあって、如月蓮さんはイエローを担当しています。

如月蓮

時間をかけて進化を続ける如月蓮さんを長く見たい

宝塚のトップスターには、時間をかけて演技力や歌、ダンスなど研鑽してトップスターとなる人もいればスピード出世をする人もいます。しかしスピード出世をすれば、それだけ退団が早まってしまうこともあります。

如月蓮さんは舞台のたびに研鑽を続けて、進化の過程にありますが、如月蓮さんと同じ90期生に元雪組トップ娘役の愛原実花さんと元月組トップ娘役の蒼乃夕妃さんは、スピード出世でトップとなったことで二人とも早いうちに退団してしまっています。

どちらが良いのかは本人とファンにしか分かりませんが、単純に如月蓮さんを長く見られるのは幸せですね♪

蒼乃夕妃

愛原実花

伝説となった舞台、「オーシャンズ11」のモロイ兄弟

星組所属の男役として、また紅5メンバーとして数々の舞台で研鑽し、抜群の歌唱力を誇る如月蓮さんですが、ハリウッドで映画化されたダニー・オーシャンと10人の犯罪集団がラスベガスのカジノの金庫破りに挑む「オーシャンズ11」の舞台において、双子のモロイ兄弟の兄であるバージル・モロイ役を演じ、双子のモロイ兄弟の弟であるターク・モロイ役を演じた天寿光希さんとのかけあいが話題となりました。

オーシャンズ11

これは今でもヅカファンの間で語り継がれている伝説の舞台です。

スターの歴史に、伝説あり。やっぱり如月蓮さんは正真正銘のスターです。

※記事初出時に、すみれコードに引っ掛かる情報がありました。訂正してお詫びいたします。