「芝居の月組」と言われ、宝塚の中でも表現力に定評のある月組。舞台全体のまとまりは秀逸と言われています。今回は月組公演で人気の「舞音」の新人公演から、水の精霊を踊る運命のダンサー8人をご紹介いたします。
早桃さつきさん・・2009年初舞台の研7、「舞音」が最後の新人公演となります。低学年の多い水の精霊のまとめ役。「舞音」の幕開きでは、水の妖精(3人)の感情を込めた踊りが印象的でした。
桜奈あいさん・・2010年初舞台の研6。2015年はトップスター・龍真咲さんの「DRAGON NIGHT!!」に出演。退団前の記念コンサートに花を添えました。
姫咲美礼さん・・湖月わたるさんや大空祐飛さんを搬出した「川路真瑳バレエスタジオ」出身。
クラシカルなダンスが得意な2011年初舞台の研5の娘役です。
麗泉里さん・・1789公演では影ソロやフィナーレでダブルトリオも務める実力者。歌だけでなくダンスも得意な2012年初舞台の研4の娘役。舞音・新人公演のダンスではマノンの影役にもなりました。
ひいな凛さん・・2013年初舞台の研3です。身長が158cmと宝塚の中では小柄で、可愛い印象の娘役ですが、顔に似合わずダイナミックなダンスが人気をよんでいます。
陽海ありささん・・2013年宝塚歌劇団に入団しました。2015年には、専科の公演『オイディプス王』に99期生としてただ一人・最下級生として出演する抜擢を受け、研鑽を重ねる現在研3の娘役です。
桃歌雪さん・・2014年初舞台の研2にも関わらす、1789公演でダブルトリオに抜擢され、ダンスの他に歌も期待が高まります。入団時は12番だった成績も、研1の時には挽回。主席だった蘭尚樹さんを抜いて、月組同期のトップ成績となりました。
夏風季々さん・・2014年初舞台の研2。2015年9月のバウ・ワークショップ「ARI VERSION」で初主演を務める暁千星さんの公演に100期生ただ一人の娘役として参加します。
舞音の中の水の精霊は?
「運命のダンサー」とコメントが入るほど「舞音」では重要な役を背負います。
台詞は一切無く、無表情の踊りで、場面や主人公の心情を表現するのはダンスの力が試されるところなんです。
出番もとても多い役の一つ、8人の今後の活躍が楽しみです。
応援しましょう!
著者:なむちょび
1 / 1