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タカラジェンヌとして宝塚大劇場の舞台に立つためには、宝塚音楽学校にて2年間の専門教育を受ける必要があります。
毎年、嬉し涙と歓声が印象的な合格発表の様子がニュースで流れ、世間の注目を集めます。
「東の東大、西の宝塚」と言われるほどの狭き門をくぐり抜け合格の条件をクリアした、夢への第一歩を掴むのはどのような女の子たちなのでしょうか。
テレビでは、「●●さんの娘」という報道のされ方が多いので、有名人の子女しか入学できないお嬢様学校なのでは…?と思われるかもしれませんね。
今回は、宝塚音楽学校の倍率や学費、合格の条件などをまとめてみました。
宝塚音楽学校の倍率や合格の条件は?最高倍率はなんと42倍!

今年2018年(106期生)965人が受験し、40人が合格。その倍率は24.1倍でした。昨年(105期生)は1042人が受験し倍率は26.1倍だったので、すこし下がったものの、20倍以上というのはすごいですよね。
過去最高の倍率は1994年のなんと48.2倍…!
もしかしたら、日本一入学が難しい学校と言えるかもしれません。
ちなみにこの年に入学したのは82期生で、入学から卒業まで一度も首席の座を渡さなかった元・花組トップスターの蘭寿とむさんは、宝塚ファンでなくても知っている方も多いはず。
受験のチャンスは、中学校を卒業する年から、高校を卒業する年までの1人4回。1回で合格する人もいれば、4度目の挑戦で夢への切符を掴む人もいます。
宝塚音楽学校の試験は、1次試験(面接)、2次試験(面接、歌唱、舞踊)、3次試験(面接、健康診断)の3段階。

宝塚を受験する生徒というと、バレエや声楽の専門レッスンを積んだお嬢様ばかり…というイメージですが、実際はそうではないようです。
それを示すように、願書の中からも、「レッスン歴(今までのレッスンの種類・期間・教師名)」という項目がなくなっています。
つまり、歌やダンスの基本的な資質は兼ね備えながらも、将来大きなスターに化けるであろう”華”のある受験生が、合格に近づくのです。
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"宝塚音楽学校はお金持ちしか通えない?学費を調査"
"宝塚音楽学校はお金持ちしか通えない?学費を調査"
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