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「All for One」で沙央くらまさんが魅せたコケティッシュな女役

ちょっと年増ながら、ルイ14世(実は女性)の妻の座を狙って、立ち回るちょっとおもしろい役所をコケティッシュに演じ、一人で歌い踊る場面もたくましく盛り上げ、貫禄を見せていました。
笑える役ではありましたが、沙央さんが持ち合わせた美貌とシックなドレス姿がマッチし、宝塚らしい品格を失わずに見せていたのはさすがでした。
凛城きらさんだからできた、「神々の土地」のアレクサンドラ皇后

怪僧ラスプーチンに操られる宮廷で、皇后として君臨するアレクサンドラ皇后役に、二枚目スターであり渋い役所もこなす、ベテラン男役の凛城きらさんが配されたのです。
ドイツからロシアに嫁ぎ、激しくやっかまれて、ラスプーチンだけを頼りにする悲しき皇后。「地味で神経質なアレクサンドラ」として宮殿で孤立しながらも、母としての愛情を持つ、実は平凡な女性を熟練の演技で魅せて、物語に深みを加えていました。
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"イケメンから美女へ!彩凪翔が見せた美しい貴婦人「ひかりふる路」"
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