憧れのスターの素顔とは…?宝塚トップスター徹底解体書
熱い熱血漢!雪組・早霧せいなさん
観客動員数100%超えを叩き出している人気絶頂の雪組さん。いや~、ほんとすごいですよ、どこまで記録を伸ばすんでしょうね。
出典:©宝塚歌劇団 公式HP
2016年 雪組公演『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』より
そんな雪組を率いる早霧せいなさんは、『少年漫画の主人公』と例えられることが多いスターさんです。
この美しさをもって少年ってちょっと意味わかんないっす。すごいっす。
ジャ●プの主人公にいそうなんて言われることも多い最近…たしかに麦わら帽子にタンクトップとか似合いそうですもん。
演技力や立ち回りや身体能力がすごいとかね、そんなのもう皆さん聞き飽きたほど説明されていると思うし知っていると思うんです。なのでそのへんは省略しましょう。
早霧さんの惹かれるところは、決して自分に酔わずひたむきで、胸に秘めるアツい気持ちが全身全霊ですごく伝わってくるところだと思っています。それを感じているのはファンだけじゃなくて組子さんたち。きっとそばにいるからこそひしひしと伝わってきていると思います。
出典:©宝塚歌劇団 公式HP
2015年 雪組公演『ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—』『ファンシー・ガイ!』より
こんな大きくて眩しすぎる太陽みたいな人なのに、どこか可愛くっていうなれば庶民感があるかんじ(?)というのでしょうか。親しみやすさというか。そばにいたら誰だって明るい気持ちになれるし一緒にいたいなって思っちゃいますよね。
そういう人を引き寄せる力っていうのは、そもそも誰しもが持っているものじゃないと思いますが、早霧さんはその才能が特に秀でている方だと思います。もう溢れ出てる。ダダ漏れよ。
そんな雪組の組子さんたちは『ちぎさんアツいっす!!!どこまでもついていきます!!!』タイプと『まったくちぎさんは仕方ないですね。私も共に…』タイプと『ちぎさんかっこいいです!ちぎさんしか見えないです!』のゆうみちゃんという3タイプが仲良くわちゃわちゃしています。(””わちゃわちゃ””ってところが大事)
ほら、なんか少年漫画感あふれてるでしょ?主人公感あるでしょ??って説明するとだいたいの人がちぎさんと雪組を好きになってくれますよ。(実体験)
趣旨がずれましたね。申し訳ない。
早霧さんは、自らを「男役・早霧せいな」であることに定義をもっている方です。お茶会などでもマニッシュなかんじではなくスーツにネクタイ!THE・男役!な衣装ですし、入り出のお写真でも細身のパンツにシャツのようなかんじですよね。
ゆうみちゃん以外の可愛いものには興味もわかず、男としての在り方を貫いています。今のトップスターでこのタイプのスターさんは早霧さんだけじゃないですかね。この考えが正しいとか正義とか、そういうことではないですがそこまでできるのがただただすごい。
それはファンを気持ちを思うがゆえでもありますが、自分の中に根付いているもののようです。
咲妃みゆさんとの添い遂げ退団まで半年ほど…。まだまだ現実ではないような気持ちになりますが、まさに””男役になるために生まれてきた””かのような「トップスター・早霧せいな」に乾杯。
トップスターたちはみんないつでもかっこいい
出典:©宝塚歌劇団 公式HP
2017年 宙組公演『王妃の館 -Château de la Reine-』『VIVA! FESTA!』より
どのスターたちも組子、ファンの皆さん、そしてトップ娘役を想う気持ちが本当に素敵でみているこちらもそのすべてが愛おしく感じてしまいますね。(尊い・・・)
男役スターは女性の憧れる男性像をそのまま具現化したような存在。それを誰よりも意識し、大切にしているのがトップスターたちなのだと思います。
組を代表するトップスター。それはプレッシャーや責任感、そんな言葉では言い表せないほどの””とてつもなく大きいもの””を背負うということ。
その広くて小さな背中をこれからも見守り、応援していきましょう♪