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サッカー
サッカー界では、本拠地が同一市内や同一県内、または近接地にあるクラブ同士の対戦を「ローカルダービー」と言います。ローカルダービーは他の試合より大きく盛り上がることがあり、サッカーファンにとって応援するクラブのローカルダービーは目が離せないと注目の試合です。
今回は、日本のローカルダービーの中でも特に注目度が高いものを4つご紹介します。

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【1】多摩川クラシコ

多摩川クラシコは、FC東京と川崎フロンターレが対戦するローカルダービーです。両クラブともホームタウンが多摩川付近のため、多摩川クラシコと呼ばれています。

9月以降はJリーグの最終節が近づいてくることもあり、毎年数多くのサポーターがスタジアムに訪れています。2007年や2012年の多摩川クラシコでは、実に3万人以上のサポーターがスタジアムに足を運びました。2014年12月までの戦績は川崎フロンターレが10勝7敗7分となっており、川崎フロンターレが少しリードしています

また、両クラブとも2009年からは多摩川の清掃活動を行っており、この清掃活動は「多摩川エコラシコ」と言われています。FC東京と川崎フロンターレの両クラブは、ローカルダービーによって多摩川周辺を盛り上げるだけでなく、エコにも貢献しています。

【4】静岡ダービー


さいたまダービーは、浦和レッドダイヤモンズと大宮アルディージャが対戦するローカルダービーです。両クラブとも埼玉県さいたま市をホームタウンとしているため、さいたまダービーと呼ばれるようになりました。

会場は埼玉スタジアム2002、さいたま市浦和駒場スタジアム、さいたま市大宮公園サッカー場の3ヶ所で、この中でも特に埼玉スタジアム2002で開催されるさいたまダービーは人気があります。2005年や2008年のさいたまダービーでは、実に5万人を超えるサポーターが埼玉スタジアム2002に足を運びました。

2014年12月の段階での戦績は、浦和レッドダイヤモンズの11勝8敗5分です。J2時代の対戦を含めず、J1での対戦のみに関して言えば浦和レッドダイヤモンズが8勝7敗と、接戦です。


【3】大阪ダービー

大阪ダービーは、大阪を本拠地とするガンバ大阪とセレッソ大阪が対戦するローカルダービーです。Jリーグが開幕した当初は観客数が1万人前後でしたが、年を追うごとに観客数は増えていき、2005年や2014年には4万人を超すサポーターがスタジアムを訪れています。

通算の対戦成績はガンバ大阪が22勝12敗6分と大きく勝ち越しています。両クラブはJ1で優勝争いをした年もあり、その年の大阪ダービーは例年以上の盛り上がりを見せました。

なお、2015年はセレッソ大阪がJ2に降格してしまったため、残念ながら大阪ダービーは開催されません。

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