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作品と振り返る!巧みな声優技術と名(迷)エピソード

● 『となりの怪物くん』夏目あさ子 役

夏目あさ子出典:©TVアニメ「となりの怪物くん」Twitter‏(@tk_anime)より
2012年10月から放送された『となりの怪物くん』に主人公達の友達として登場する女子高生・夏目あさ子役でTVアニメの名前付きキャラクター初出演を果たします。

あさ子は見た目は派手ですが、素直で明るくどこか放っておけない女の子で、テンションの浮き沈みがかなり激しく「ゴルベーザあさこ」というハンドルネームでブログをしているというかなりクセの強いキャラクターでした。これをきっかけに彼女を認識したという方も多かったのではないでしょうか。

オーディションの合格の報告を受けた時は実感が沸かなかったそうですが、実際にアフレコが終わったあとに『あさ子を演じているんだ』と、喜びがじわじわと沸き上がってきたと話していました。

「ラジオ となりの怪物くん」では、『ゴルベーザあさ子の友達ができるおまじない』というレギュラーコーナーを持っていたのですが、毎回斜め上すぎるおまじないを真面目に教えてくれるのでリスナーはもちろんラジオのパーソナリティーを務める鈴木達央さん、逢坂良太さんも笑いをこらえるのに必死!あまりの人気に単独イベントが開催されるほど愛されたコーナーでした。

2年ほど別のキャリアがあるもののTVアニメは初めてだったこの作品。作中での確かな実力とは裏腹に、ラジオやイベントに出演した際のわたわたとした姿にも注目が集まりました。


● 『鬼灯の冷徹』芥子 役

http://www.hozukino-reitetsu.com/1series/images/story/img_004_03.jpg出典:©TVアニメ「鬼灯の冷徹」Twitter‏(@hozuki_anime)より
2014年1月から放送された『鬼灯の冷徹』では嘘をついて大儲けをして地獄へ来た者の獄卒を務める芥子を演じました。

白くてもふもふとした見た目も声も可愛らしいうさぎさんですが、ふとした時に出てくる闇発言や『狸』という単語を耳にすると深層心理のストレスをぶちまけてしまうというかなりギャップのあるキャラクター。

「おのれ狸・・・」となった時の豹変ぶりがすごいと彼女の表現力や演技に注目する声は大きくなりました。
鬼灯の冷徹 芥子出典:©江口夏実・講談社/鬼灯の冷徹製作委員会 © King Record.Co.,Ltd. TVアニメ「鬼灯の冷徹」第4話より
安元洋貴さんがパーソナリティーを務めるウェブラジオ『ひとにきびしく』 にゲスト出演した際には、種﨑さん演じる芥子にまつわる『執念深いかどうか』というテーマに。

『嫌なことはすぐに忘れてしまうタイプだけど執念深いです。』とどっちつかずな答えに安元さんも『!?どっち?』となっていたり・・・緊張からか他にも散らかった発言を連発し、自身の独特なキャラクターをリスナーに印象付けました。

イベントでも常に共演者からいじられ、思い切りの良さと独特の空気感で笑いを誘っていました。


● 『残響のテロル』三島リサ 役

残響のテロル 三島リサ出典:©TVアニメ『残響のテロル』Twitter‏(@zankyono_terror)より
2014年7月から放送されたオリジナルアニメ『残響のテロル』ではヒロイン・リサ役に抜擢。

クラスの女子からいじめの対象にされている大人しい性格の女子高生でしたが、主人公たちと出逢いとある事件に巻き込まれていくことに。

どこか現実感を感じないキャラクターが多い中、視聴者に最も近い存在であるリサを演じるにあたって、アフレコが始まってからふとした日常のなかでも作品のことが頭をよぎることが多かったそう。
残響のテロル 三島リサ出典:©TVアニメ『残響のテロル』Twitter‏(@zankyono_terror)より
何をしていても『ああ、ナインとツエルブは、この感情や楽しさを知らないんだ』と主人公たちが幸せになれる方法をつい考えてしまっていたと語っています。最終回の脚本に目を通した時には、そうなってしまう結末を心の何処かで感じていたために胸が苦しくなってしまったんだとか。

リサ役のオーデションでは、当日に元々渡されていたオーデション原稿とは違う内容の原稿を渡されたそうですが『自分の作り上げてきた「リサ」というキャラクターは変わらないから』と堂々とした気持ちで臨んだそうです。

監督を務めた渡辺信一郎さん(代表作「カウボーイ・ビバップ」等)も『オーデションの時から最初から(自分のなかで想像していた)リサだった』と話しています。


● 『アイドルマスターシンデレラガールズ』五十嵐響子 役

五十嵐響子出典:©アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ‏公式Twitter(@imascg_stage)より
人気コンテンツ「アイドルマスターシンデレラガールズ」では、料理や洗濯、掃除など家事ならなんでもお任せの15歳のアイドル・五十嵐響子役に大抜擢!

2011年のゲーム稼働当時から登場しているキャラクターでキュート属性を象徴するようなユニットPCS(ピンクチェックスクール)のメンバー。それ故に人気も非常に高かったアイドルです。

ボイス実装が発表され、キャストが発表されたのが2016年2月。およそ4年越しとなる実装にファンはもちろんですが、ユニットメンバーの大橋彩香さん(島村卯月 役)、津田美波さん(小日向美穂 役)も待ち遠しかったとSNS上でも喜びと祝福の声で溢れていました。
種﨑敦美出典:©種﨑敦美(種崎敦美)‏ Twitter(@tanezakiatsumi)より
3人で初めてセリフの掛け合いをしたのは「デレラジ☆」に出演したときのこと。番組内ではテンションの高い2人に圧倒されている印象を受けましたが、台詞になると一転、しっかりといつも通りの演技を披露。

センターとしてコンテンツの顔を守ってきた大橋さんとキュートの要として奮闘する津田さんと肩を並べるというのはきっとプレッシャーも大きかったと思います。それでも堂々と響子をその場所に立たせることができたのは、彼女の実力と覚悟があったからこそ。

それはライブでのパフォーマンスでも感じることができるのですが・・・やはり「種﨑敦美」の素の状態だと緊張からか謎行動や迷言を生みだしてしまうようで・・・MCでは彼女が喋るだけで会場からどっかんどっかん笑いが起き、毎回変わった(?)盛り上がりをみせています。


● 『響け!ユーフォニアム』鎧塚みぞれ 役

鎧塚みぞれ出典:©響け!ユーフォニアム‏Twitter(@anime_eupho)より
『響け!ユーフォニアム』では2016年10月に放送された2期から登場したオーボエ奏者・鎧塚みぞれ役を演じました。

2016年4月に公開された「劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜」ではTVアニメ2期に先駆けてみぞれの存在をクローズアップ。

みぞれはとあることをきっかけに対人関係で問題を抱えているどこか掴みどころのない優等生。自分の気持ちを表現することが苦手でとても不器用なため大切な友人・傘木希美とすれ違ってしまいます。そんな彼女が自分の想いをやっと口にしたシーンでは、空気を変える圧倒的な表現力で視聴者の注目を集めました。

"リアルすぎる吹奏楽部の日常"と視聴者からも高評価されシリーズを通して緊張感を大事にしていた今作で、口数が少なく難しいみぞれの心情を表現し作品人気を支えました。

美麗な映像とリアルな音楽はもちろんですが、物語の軸になった部員たちの成長やそれぞれの悩みは、同年代の女子高生や今は社会人になった女性の皆さんの心にちくちくと刺さってくるはず。

https://twitter.com/anime_eupho/status/871290630349012992

2018年にはTVシリーズの演出を務めた山田尚子さん(代表作『聲の形』など)が手がける劇場版新作エピソード“みぞれと希美”の物語『リズと青い鳥』の公開も決定しています。


続いては現在放送中の『セントールの悩み』、そして昨年からアニメーションプロジェクトが始動している『魔法使いの嫁』での種﨑敦美の演技を振り返ってみましょう!


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