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次々と新進娘役が活躍し始めた現在の花組

最近、花組の娘役の躍進には目覚ましいものがあります。

まずは音くり寿さん。とても美しい歌声を持つ音さんは、注目の100期生の一人。早くも新人公演ヒロイン、バウホール公演ヒロインを経験し、実力は十分です。

その後を追うように出てきたのが華優希さん。華さんも100期生で、2017年の柚香光さん主演『はいからさんが通る』の花村紅緒役を元気一杯に演じ、大注目を浴びました。

さらに、102期の舞空瞳さんも新人公演ヒロインのほか、水美舞斗さん主演『セニョール・クルゼイロ』でヒロインに次ぐ大きな役を演じるなど、とても注目されています。

他にも、糸月雪羽さん、咲乃深音さんなど、かわいらしく美しい娘役さんがいっぱい。この中で、城妃美怜さんが今後どう輝いていくのか…ちょっと気になるところです。

トップ娘役の座は…?城妃美怜の気になる今後

朝月希和・城妃美伶出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ プリンセス ア・ラ・モード#9「朝月希和・城妃美伶」 より
キャリアも実力も十分で、新人公演も卒業。中堅的な立場となった城妃美怜さん。今後、どのように活躍していくのかが心配なところです。

もちろん花組においては重要な役どころを演じていくのでしょうが、これほどヒロイン経験がある人をトップ娘役にしないのは、本当にもったいないことです。

先日、月組の次期トップ娘役として美園さくらさんが選出されました。
美園さんは99期生で、城妃さんの2期下です。

もしかしたら、月組のトップ娘役候補に城妃美怜さんも入っていたのかもしれません。
今回は城妃さんがトップ娘役とはなりませんでしたが、チャンスがあれば、トップ娘役となってほしいです。

しかし花組では、ヒロイン路線ではないものの中堅娘役として活躍していた仙名彩世さんがトップ娘役に選ばれたことも。

そうした前例があるので、城妃さんにもきっとチャンスがあるはずと思ってしまいます。

例えば、星組時代に相手役を務めた礼真琴さんの相手役など…。実力派コンビとして輝くのではないかと期待してしまいますね。

キャリア充分の娘役を、さらに活躍させてほしい!

城妃美伶・芹香斗亜出典:©eplus inc. SPICE|宝塚歌劇花組×オスカー・ワイルドの小粋ミュージカル『Ernest in Love』、ゲネレポ&舞台写真チラ見せ! より
城妃美怜さんのように、美しく実力のある娘役はたくさんいます。
しかし、トップ娘役となるのは一握り。

宝塚歌劇団は男役がメインですが、娘役も大切な存在。
城妃さんのようにしっかりとキャリアを積んだ娘役を無駄づかいせず、輝かせるチャンスを与えてもらいたいです。


著者:すみれ文案

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