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演劇を見たことがない人でも、一度は耳にしたことがあるミュージカル『キャッツ』。世界中から愛される名作ミュージカルのひとつです。

猫たちが歌って踊る、という斬新な演出で大ヒットになったこの作品は、元々はイギリスの文学者T・S・エリオットの詩集 「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法」に曲を付けたものから始まったそうです。

今回はそんな『キャッツ』のストーリーを振り返りながら、その人気の秘密に迫っていきたいと思います。

『キャッツ』のあらすじ

満月が輝く夜、街のゴミ溜め場に集まったのは人間に飼われることを嫌い、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、そして行動力を持つ猫=ジェリクルキャッツたち。

今夜は、そんなジェリクルキャッツの中でも老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会です。

再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰なのか。

天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名は・・・。

登場するジェリクルキャッツと場面をちょっとだけご紹介

■グリザベラ:娼婦猫。みんなに嫌われており、なかなか輪の中に入ることができません。

■デュトロノミー:長老猫。今宵の舞踏会の主催者・長老猫、オールデュトロノミー。

■ジェリクル舞踏会
リーダー猫がジェリクル舞踏会を宣言!
舞踏会の後グリザベラが登場し『メモリー』を歌います。



 

■「天上への旅」
天上へ登るジェリクルキャッツ。このミュージカルで出てきたすべての猫たちが永久の命をたたえるかのように、歌います!



 


「キャッツ」の人気の秘密は?

多くの人に愛され続けてきた「キャッツ」ですが、日本では長年ミュージカルをけん引してきた存在、劇団四季がこの作品を長きに渡り公演しています。

初演は1983年で10000回以上の公演を行い異例のロングランとなっています!

キャッツシアターは日本初のミュージカル公演用仮設劇場となっています。どんな点が多くの人に愛される人気の秘密なのでしょうか?

劇団四季のHPにはそれが分かるような、こんな表現がされています。

次から次へと人々を引きつけ、日本上演35周年、通算公演回数10000回を達成した『キャッツ』。
驚異的なロングランを続ける魅力――それは、人々がミュージカルと聞いて連想するイメージを超えた独創性にあります。

ミュージカル『キャッツ』が感動で涙を誘うのは、猫たちのさまざまな生きざまを通じて、私たち人間の救済と再生のドラマが描かれているからに他なりません!

私たち人間の日々の生活への祈りであると同時に、自分たちの生き直し、再生のドラマでもあると思われます。ミュージカル『キャッツ』は、猫たちの自分探しの旅とも言えるでしょう。

自由きままに“生”を謳歌する猫たちを見ているうちに、猫になりたかったエリオット先生と同じく、私たち観客たちも、自分の中の一匹の猫に目覚め、自分らしく生きる個性の輝きを表現したいと思うようになるのだと思います。

ミュージカルが初めて!という方でも会場に入った瞬間に広がる『キャッツ』の世界観に思わず圧倒され、きっと想い出に残る作品となることでしょう。是非、世界中に愛されるこの作品をあなたのその目でご覧ください!

劇団四季 ミュージカルCATS公式サイト

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