男と男の熱い闘い!ボクシングに階級がある理由
拳だけで戦うボクシング
現在あるスポーツの中にはアメリカ大陸で作られたものが多いのですが、そのアメリカ大陸から伝わったスポーツの中で世界規模で人生をかけて戦うスポーツがボクシングです。このボクシングは拳にテーピングを巻いた後に専用のグローブをつけて戦うスポーツで、このグローブをつけて相手を殴り相手が戦えない状態になったら価値になるというシンプルな格闘技です。
しかしシンプルな中に勝利をするにはパンチをかわす技術やパンチを当てる技術を体で体得し、その技術を試合で使い人生をかけて戦う姿に世界が熱狂するのです。
ボクシングにある階級
このボクシングには対等の立場で戦えるように階級が存在し、まず階級の基礎知識としてはミニマム級からヘビー級の名称でアマチュアでは12種類そしてプロではより細かくして17種類に分類されています。
このミニマム級での体重が47キロから始まり、それから徐々に2キロずつ増量することに上がって行きそしてヘビー級では90キロまでが基準となっています。それによって軽量級はパワーよりもスピードのある戦いが楽しめて、そして体重の最高地点であるヘビー級になると大きい身長からのパワー重視の迫力のある戦いを見ることができます。
ボクシングが種類別に分類されている理由
現在のように種類別に分類されている理由には平等な中でも戦いをすることを重視するためですが、しかし歴史的には日本の拳闘と呼ばれてた時代のように体格を無視した中で戦うことが一般だったのです。
しかしミニマム級の体の持ち主がヘビー級の体を持っている人に戦いを挑むと、そのスピードによって攻撃が当たらないことが多いのですが仮に当ったらパンチ力は骨格の大きさにも比例するため体の小さい人が受けたら大事故になることが多かった背景があります。
そこで医学的根拠の中で理想の身長と体重を算出し、そのうえで危険の少ないように現在の仕組みができたというわけです。しかし大きさに違いがあったとしてもそれよりも重い人と戦ってはいけないというルールはないので、その小さい人が大きい人を倒すということもボクシングの醍醐味の一つと言えます。