“ネオヴィジュアル”と呼ばれる様々なバンドの台頭により、隆盛を極めるヴィジュアル系音楽シーン。
様々なバンドに注目が集まっている中、今回は”エンターテインメントロックバンド”を自称し、インディーズヴィジュアル系ファンの中で密かに話題を集めているバンド・LIPHLICH(リフリッチ)をご紹介いたします。
LIPHLICHってどんなバンド?
LIPHLICH(リフリッチ)は2010年に結成。2016年1月現在はボーカル・ギター・ベースの3人編成で活動しています。
バンド名のLIPHLICH(リフリッチ)はボーカル、久我新悟が好きな映画『ロッキー・ホラー・ショー』に登場するキャラクター、「リフ・ラフ」が由来となっています。
“4人の奇才家が演出を手掛ける、シーン随一のエンターテインメントロックバンド”と自ら称しているように、表面的に形作られている「音楽」の形に因われず、世界観の演出を追求するサウンドとビジュアル・ステージパフォーマンスが示す世界はまさしく「ショー」そのもの。
LIPHLICHの楽曲から感じることの出来る奥深い背景世界は多くの音楽ファンを虜にしています。
LIPHLICHを演出する4人の奇才家
そんなLIPHLICHのメンバー紹介をしていきます。
Vocal…久我 新悟
12月10日生まれ。
ボーカルと作詞・作曲を担当しています。LIPHLICHの世界観を演出する中心人物。
黒夢・SADSのボーカルである清春の影響を大きく受けていることを公言しており、2014年に発売されたSADSのトリビュートアルバム「M」にも参加し、「Masquerade」をカバーしています。
彼の書く歌詞はきらびやかでファンシーな童話の世界から、女性目線で書かれたもの、心理学や哲学の思想をテーマに書かれたものなど、非常に多岐に渡ります。
艶のある高音とファルセットに加え、ビブラートを多用する歌い方が特徴的なボーカリストです。
Guitar…新井 崇之
11月23日生まれ。LIPHLICHのイケメンギタリスト。
元々はサポートメンバーだったのですが2012年8月1日に正式加入しました。
変幻自在な音が特徴的。LIPHLICHのサウンドはギタリストが1人とは到底思えないほど厚みと深みを持っているのですが、それは彼の振り幅の広さと技術によるものでしょう。一部の曲ではテクニカルなギターソロも披露しています。
Bass…進藤 渉
8月2日生まれ。
LIPHLICHの中でもっとも異彩を放っているベーシストです。
ライブなどで披露するドラァグクイーンを彷彿とさせるような性別の壁を越えたヴィジュアルはとても印象的。
アーティスト写真・ライブ衣装共に強烈なものが多く、彼自身の世界観がLIPHLICHをより鮮やかにしているように感じられます。
七弦ベースやウッドベースを弾きこなし、LIPHLICHの奥深いサウンドを作り上げています。
Dr…小林 孝聡
2016年1月24日に東京・赤坂BLITZにて行われたワンマンライブ<ウロボロス-尾->にて加入が発表された新ドラマーです。
LIPHLICH加入以前は昨年10月に解散したバンド、yazzmadのドラマー・zumiとして活動していました。
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