今や大人気のアイドルグループ「でんぱ組.inc」。
初のワンマンライブから5年が経ちましたが、でんぱ組.incはこれまで多くのクリエイターたちとともに楽曲やミュージックビデオ、グッズ、衣装、CDジャケットなどを作ってきました。
今回はでんぱ組.incとコラボしたことのあるクリエイターを3人紹介!
3人とも「かわいい」を生み出すプロフェッショナルです!
美少女に夢中!愛☆まどんな
美少女をモチーフにしたアート作品やイラストなどで知られる「愛☆まどんな」さん。
サブカルやオタクカルチャーが好きな人ならきっと知っているはず!
街を歩いていると、愛☆まどんなさんのTシャツを着ている人や、スマホケースにステッカーを貼っている人などをよく見かけますね。
かわいいグッズが多いので、知らず知らずのうちに身に着けている人も意外といるかもしれません。
https://twitter.com/aimadonna/status/699605226689462273
出典:©AI☆MADONNA PRODUCTION INC.
愛☆まどんな 公式twitter(@aimadonna) より
愛☆まどんなさんは1984年生まれの東京出身。
都立芸術高校美術科卒業後、現代美術家の会田誠さんが講師を務めていた美学校を経て、ミヅマアートギャラリーで展覧会デビューを果たしました。
2007年から「愛☆まどんな」を名乗り、秋葉原の路上で始めたのがライブペインティング。
でんぱ組.incの衣装を担当していた人が偶然それを見て声をかけたことが、でんぱ組.incのシングル『キラキラチューン』の衣装イラストを手がけるきっかけとなったそうです。
今では「MIKIOSAKABE×愛☆まどんな×でんぱ組.inc」が何度もコラボ商品を出していますし、でんぱ組.incのツアーがあるたびに新しいグッズが展開されています。
https://twitter.com/aimadonna/status/817538437012070400
出典:©AI☆MADONNA PRODUCTION INC.
愛☆まどんな 公式twitter(@aimadonna) より
メンバーの顔が描かれたTシャツやパーカー、缶バッチ、ステッカーなどは定番で、ライブ会場での「推しT」を着て「推しバッチ」を帽子やリュックに付けている光景はおなじみですね。
ライブ会場だけではなく、ヴィレッジヴァンガードなどでもグッズが売っている場合があります。
イラストと一緒に書かれているコピー(言葉)も魅力的なので、愛☆まどんなのかわいいグッズをいろいろ発掘してみてください!
ニットで包まれた女の子たち。東佳苗
「ニットの衣装で身を包んだ女の子が、メルヘンでかわいい世界に囲まれている……」
インスタグラムやツイッターでそんな写真を目にしたことはありませんか?
ハンドニットブランド「縷縷夢兎(るるむう)」のデザイナーであり、アイドルやアーティストの衣装デザイン、アートディレクション、映画監督なども行う東佳苗(ひがし・かなえ)さん。
感情を吐き出すことで生まれる「嘔吐クチュール」をコンセプトに、ピンクでかわいいだけではない、女の子の複雑な内面を引き出すクリエイションが魅力です。
美術手帖の撮影時に自分で作ったセットでアー写を3年ぶり位に撮って頂きました😱💕これはoffshot💦💓今回プロップ、スタイリング、ページのコラージュ等色々拘りました📑💐夜な夜な美術手帖🏢に通い作ったので是非沢山の方に見て欲しいです🙏💕 pic.twitter.com/StoO3IiwVt
— 東佳苗✵rurumu:||縷縷夢兎𓃹 (@usagi_kanae) July 1, 2015
出典:©Twitter 東佳苗✟縷縷夢兎(るるむう) より
東佳苗さんの名前を知らなくても、でんぱ組.incのニットを使った衣装に見覚えがある人は多いはず。
メンバーの個性を引き出した創造的な衣装は、それまでのアイドルには見られない斬新なもので、その後のアイドルグループにも影響を与えました。
でんぱ組が夢見せてくれたおかげで今があるよ 6人になって、5年経ったんだなぁ
続けるって本当に難しくて尊い。 pic.twitter.com/hc6YKw2XnH— 東佳苗✵rurumu:||縷縷夢兎𓃹 (@usagi_kanae) January 20, 2017
出典:©Twitter 東佳苗✟縷縷夢兎(るるむう) より
東佳苗さんは「縷縷夢兎」を体現する女の子を“muse(ミューズ)”と呼び、母性をもってミューズと接することで女の子の内面にある物語を引き出します。
外見やうわべをなぞるだけではない東佳苗さんの深い愛情が、かわいい女の子を生み出すことに繋がっているのですね。
個展も2015年、2016年と続けて開催されており、今後の活躍も見逃せません!
[next_heading title=ポップでファンタジーな世界!谷口菜津子]