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副組長昇進で、舞台での立ち位置もクリアになっていった

実力派として、大活躍していた憧花さんの立場が変化したのが2013年の3月。花瀬みずかさんの後任として、月組副組長に就任することになったのです。

同じ月に上演されていた「ME AND MYGIRL」では主人公ビルの叔母、マリア公爵夫人。副組長らしい貫禄を感じさせていました。

きっと、月組をまとめる「管理職」としての自覚から醸し出されたものではないでしょうか。

インタビューでも、「拝命したからは、きちんと役目を果たすのは当たり前ですが、事務的な仕事以上に一プレーヤーとしてしっかりしていることが大切です。舞台上でも組子の手本にならなければ」と答えています。
憧花ゆりの
出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ 素敵☆夢のひととき#8「鳳月杏」より
スカイステージなどのインタビューなどで見る憧花さんは、しゃっきりとした話し口調、キリッとした佇まい、娘役としての芯の強さが備わり、誰からも好感を持たれる個性を持っています。

組子に慕われ、尊敬される要素はしっかり備わっているようですね。

若きトップスターとともに、組長に就任

龍真咲トップスター時代、副組長として月組をしっかりと支えていた憧花ゆりのさん。

2014年「PUCK」でのタイテーニア役など華やかな役も演じて役者としての力量を感じさせつつも、確かに管理職の役割を果たしていました。

そして、龍さんの退団に伴い珠城りょうさんが新たなトップスターへ。組長も飛鳥裕さんから世代交代として憧花さんへとバトンタッチとなりました。

憧花さんなら、月組をもっと素晴らしい組にできるはず!

月組
出典:©宝塚歌劇団 公式HP 月組公演『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲(ロンド)』より
2017年、若きトップスターが誕生し、生まれ変わった月組。

珠城さんの背中を見ながら、組子全員が自由に楽しく伸びやかに舞台を生きていることが感じられます。

ただ、好き放題やりすぎて締まりがない舞台になってしまっては本末転倒。

そこをしっかりと引き締め、さらにいい舞台を見せる組にするため、組長である憧花さんの管理職としての力量に期待したいものです。

若き組長だからこそ、応援したい!

「組」という制度を取っている宝塚歌劇団。

トップスターを頂点としたピラミッドをしっかり守るには、一歩引いたところで組を支える力が必要です。

組長の憧花さんにはそんな力がしっかり備わっていると感じられるので、役者としてのしっかりした力を見せつつ、月組の仲間たちと素晴らしい舞台を作り上げてほしいですね。

著者:すみれ文案

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