自らも輝きながら組を輝かせる、月組組長・憧花ゆりのの確かな実力

きらびやかで美しい宝塚の舞台。

花・月・雪・星・宙の5組のいずれかが、毎回1つの公演を作り上げています。

トップスター・トップ娘役を中心とし、芝居・ショーが繰り広げられますが、各組を実際にまとめあげているのは「組長」という存在。

今回は月組の組長である憧花ゆりのさんにスポットを当てていきます。

宝塚の舞台を確かに支える存在、組長

憧花ゆりの
出典:©宝塚歌劇団 公式HPより
宝塚歌劇団の花・月・雪・星・宙の5組には、それぞれ50名ほどの団員が所属しています。

大所帯の団員で作り上げる舞台は、まさにチームプレイ。トップスター・娘役トップスターが真ん中に立ち、2番手・3番手格の様々なスターのほか、バイプレイヤー達、そしてその他大勢のアンサンブルたちによるピラミッド型で舞台は成り立っています。

その大所帯をまとめ上げ、引き締めているのが「組長」です。

現在、若きトップスター珠城りょうが率いる月組では、組長も若いです。

組長の憧花ゆりのさんは2000年に初舞台を踏んでおり、現在17年目。舞台人としてはベテランですが、他組の組長・副組長に比べてとても若いです。

憧花さんがなぜ組長に選ばれたのか、それは彼女の性格や周囲からの信頼度に加えて、お手本となる舞台人としての力量にもあるのではないでしょうか。

それでは憧花さんの舞台歴や現在の活躍ぶりを見ていきましょう!

[next_heading title=歌の実力で、安定的に役を得ていた下級生時代]