『ザ☆ウルトラマン』ウルトラマンジョーニアス:伊武雅之、ヒカリ超一郎:富山敬
1979年から放送された『ザ☆ウルトラマン』は、昭和第3期ウルトラシリーズの1作目の作品です。
ウルトラシリーズ初のTVアニメ作品でしたが、これは当時『宇宙戦艦ヤマト』などのアニメブームだったことも踏まえての挑戦でした。
ウルトラの星U40からやってきた戦士・ウルトラマンジョーニアスを演じていたのは、伊武雅之さん。
ジョーニアスと一体化する主人公・ヒカリ超一郎を演じていたのは富山敬さん。
2人は、この作品の制作の際に影響を受けたという『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』のデスラー総統役、古代進役で共演していますね。
『ウルトラマン80』矢的猛:長谷川初範
出典:©Natasha,Inc. 映画ナタリー『「破裏拳ポリマー」坂本浩一、アルテミスの露出量は「しょうがなくこうなった」(2017年6月21日)』より1980年から放送された『ウルトラマン80』は、昭和第3期ウルトラシリーズの2作目(最後)の作品です。
実写作品としては5年ぶりで、「1980年代の新たなウルトラマン」という意味で『ウルトラマン80』という名前がつけられました。
ウルトラマン80と地球人の姿に変身した矢的猛を演じていたのは、長谷川初範さん。
放送後は、1991年に放送された『101回目のプロポーズ』で再び注目を集め、ファミリードラマやサスペンスドラマ、映画等多くの作品で俳優として活躍されてきました。
世界観が繋がった2007年の『ウルトラマンメビウス』にもゲスト出演されていますが、その際にはプロデューサーから『矢的先生への同窓会の招待状』という愛のあふれる手紙でオファーを受け、快諾したことを明かしています。
『ウルトラマンゼアス』朝日勝人:関口正晴
1996年に劇場版作品として上映された『ウルトラマンゼアス』。
元々は、出光興産のCMキャラクターとして誕生していてウルトラシリーズ初の「映画オリジナルウルトラマン」そして「企業タイアップウルトラマン」となりました。
朝日勝人ことウルトラマンゼアスを演じていたのは、関口正晴さん。
当時の出光興産のイメージキャラクターだったとんねるずのマネージャーを務めていましたが、バラエティ番組などで表に出る機会は少なくなく、同作でまさかの俳優デビュー!
現在は、マネージャー業を引退し放送作家として活躍されています。
『ウルトラマンティガ』マドカ・ダイゴ:長野博
1996年に放送された『ウルトラマンティガ』は、平成第1期ウルトラシリーズの1作目の作品です。
昭和ウルトラシリーズから世界観を一新していて、これまでの「M78星雲からやってきた宇宙人」という設定から、「地球人の青年が自ら変身する光の巨人」として描かれることになりました。
また、ティガは能力の異なる3つの形態にタイプチェンジするというこれまでにない新しい設定が加えられ、これが児童層からも高い支持を得たことで「仮面ライダーシリーズ」や「ガンダムシリーズ」にも影響を与えることになりました。
ティガに変身する能力を得る主人公のマドカ・ダイゴを演じていたのはV6の長野博さん。
ジャニーズ、及びアイドルが主人公を演じるというのもこれまでなかった試みで、V6としての活動と並行しての撮影はスケジュールの調整がかなり大変だったのだとか。
そのため他の隊員たちをフォーカスする回が多くなり、結果としてこれが物語や設定に深みを与え作品の成功に繋がりました。
『ウルトラマンダイナ』アスカ・シン:つるの剛士
@RtKongchang 余談ですが、このoutdoorukulele めちゃお勧めです!見た目オモチャみたいですが、本当に良く鳴ります☆プラスチック製なのでいつもどこでも持ち歩いていて今日も手持ちで飛行機乗ってきました😅 pic.twitter.com/pmCxp6mRaC
— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) 2018年6月28日
1997年に放送された『ウルトラマンダイナ』は、平成第1期ウルトラシリーズの2作目の作品です。
ダイナに変身するアスカ・シンを演じていたのは、つるの剛士さん。
出演をきっかけに俳優としてブレイクをはたしますが、おおらかで人当たりのよい雰囲気と饒舌なトーク力を活かし、タレントとしてバラエティー番組にも多く出演。
さらには歌手・バンドとアーティストとしての才能発揮し、多彩な活躍でお茶の間の人気を集めました。
『ウルトラマンガイア』高山我夢:吉岡毅志
今日はウルトラマンの日でしたね✨✨✨
しゅわっち‼️✨✨✨https://t.co/25u2bmCvJL pic.twitter.com/33cBISj0NR
— 吉岡毅志 (@takeshiyoshioka) 2018年7月10日
1998年に放送された『ウルトラマンガイア』は、平成第1期ウルトラシリーズの3作目(最後)の作品です。
20世紀最後の作品ということで、前作とは一転放送当時の雰囲気になるべく近づけたリアリティーのある舞台設定に。また、ウルトラマンシリーズ初となる”ライバル的存在”のウルトラマンが登場しています。
ガイアに変身する高山我夢を演じていたのは、吉岡毅志さん。1997年に俳優デビュー俳優デビューしわずか3年で初主演を掴んだ吉岡さんは、当時19歳での主人公抜擢となり、シリーズ最年少記録となりました。
その後は舞台やドラマを中心に俳優として活躍されていて、2008年には映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でおよそ7年ぶりに同役を演じています。
また、2015年には「ウルトラマンメビウス」で登場した隊員の1人・アマガイコノミ役を演じた平田弥里さんとご結婚されました。
ウルトラマンアグル(藤宮博也):高野八誠
別府ブルーバード劇場最高でした。劇場もお客さんも暖かかった。また来れるようにがんばります。 pic.twitter.com/ITfnw2D4yy
— 高野八誠 (@hasseijackson) 2018年5月19日
アグルはガイア(我夢)の前にその力によって地球を守ってきた先輩にあたる戦士。
考え方の違いなどからガイアと対立しながらも、彼の持つ信念やそのスマートなかっこよさは視聴者から人気を集めていました。
演じていたのは高野八誠さんで、当初はガイア役のオーデションを受けていたことを明かしています。
後に『仮面ライダー龍騎』の手塚海之(仮面ライダーライア)、映画『仮面ライダー THE FIRST』の一文字隼人(仮面ライダー2号役)として特撮作品に関わっていることもあり、幅広い世代に支持されるヒーロー俳優の1人です。
2006年には、『ウルトラマンアグル』劇中で博也を支えた吉井玲子役の石田裕加里さんとご結婚されていて、2008年に上映された映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では、TVのシリーズとはパラレルな世界線とは言え、博也と玲子が夫婦となっていて、その娘役にはなんと高野さんと石田さんの実の娘さんがキャスティングされていたことでも話題を呼びました。
『ウルトラマンネオス』カグラ・ゲンキ:高槻純
先日の対談後の親睦会での写真
十数年振りの再会の喜びを噛み締めていました。
この対談の詳細は、円谷ニュースをチェック‼️
来月発売のネオスBlu-rayも是非‼️
ネオスのパイロット版も入っていますよ✨ pic.twitter.com/d9ldYvEieK— 高槻 純 (@takatsuki727) 2018年2月24日
2000年にオリジナルビデオとしてDVDが発売された『ウルトラマンネオス』は、元々は1995年に「イベントや出版物上でしか見られないウルトラマン」として発表されていました。
当時は1980年に放送された『ウルトラマン80』から国内での新作ウルトラシリーズが発表されておらず、ゆくゆくはネオスをテレビシリーズとして実現させることを目的として制作されていましたが、様々な都合でその夢は叶うことはありませんでした。
その後、5年の月日を経た2000年にデザインや設定に手を加えオリジナルビデオとして発表されました。
ウルトラマンネオスと一体化するカグラ・ゲンキを演じていたのは高槻純さん。
元々はモデルとして活躍されていましたが、その後この作品をきっかけに俳優として注目を集めました。2年後の2002年には『仮面ライダー龍騎』に東條悟(仮面ライダータイガ)役としても出演していて、『ウルトラマンガイア』の藤宮博也(アグル)役を演じた高野八誠さんとも共演を果たしました。
現在も舞台を中心に俳優として活動されている傍ら、古伝少林武術を学び小学生を対象に少林拳子どもカンフー教室を開いていたりと多彩な活躍をされています。
『ウルトラセブン21』千葉一伸
花園神社にて野外劇「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」を観劇。
シナリオ、演出、舞台装置、生演奏、そしてもちろん演者の皆様の熱演!!全てが見事に融合した素晴らしい舞台でした!終了後、出演者の辻親八さんとのツーショット(^ ^)b pic.twitter.com/D7hScQwjei
— 千葉一伸 (@isshinchiba1) 2017年7月23日
ネオスの盟友であり、先輩にあたるウルトラセブン21(ツーワン)の声を演じていたのは、千葉一伸さん。
『名探偵コナン』の千葉和伸刑事役や『機動戦士ガンダムSEED』アーノルド・ノイマン、レドニル・キサカ役など、ベテラン声優として幅広い世代から支持を得ています。
2009年には『仮面ライダーディケイド』、2010年には『天装戦隊ゴセイジャー』と特撮作品とは関わりの深い声優の1人です。
