月組男役での別格スターを狙え! 安定の実力で魅了する宇月颯


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その魅力の真髄はやっぱりダンス。ダンサーとしてのこだわり

前述したように、エリザベートの黒天使に研究科1年で選ばれるほどのダンス力の持ち主。数々のショーでもダンス力を発揮してきました。
エドワード八世
出典::©宝塚歌劇団 2012年月組公演「『エドワード8世』-王冠を賭けた恋-」より
これまでのダンサーとしての栄光的な役と考えられるのが、「エドワード八世・王冠を賭けた恋」のフレッド・アステアです。

フレッド・アステアといえば、1930年代頃から活躍したハリウッド映画のスターでダンサーです。

主にミュージカル映画で活躍し、代表作は「トップハット」や「パリの恋人」など。

トップハットは朝夏まなとさん主演で宝塚でも上演されましたよね。アステアの見事なタップダンスを朝夏さんが見事に再現されていました。

そのフレッド・アステアを本人役として宇月さんは演じました。

この大役を演じるにあたり、「単に特徴を真似るだけではなく、宇月颯が演じるアステアを作りたいです(出典:ウィズたからづか2012年03月号「宇月颯フェアリーインタビュー」より引用)」とインタビューで答えています。

実際、姉役の愛希れいかさんとともに、アステアに勝るとも劣らぬステップを踏んで魅了していました。
宇月颯 瀬戸かずや
出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ「タカラヅカ・プレシャス・スター#2「瀬戸かずや・宇月颯」」より
宇月さんのダンスに対してのこだわりも素晴らしいものです。

「燕尾の踊りとかは、宝塚の男役としての誇りを持ってやっているけど、それだけにしたくはない。例えばヒップホップを外部の先生が振付して下さるとき『宝塚の人はヒップホップを踊っても宝塚風になっちゃうよね』って言われるのが嫌だから、意地でも習得しようと思う」と、彩凪翔さんとの対談で語っています。

「ダンスに関して自分の幅を狭めたくないし、自分はどこまで行けるかなっていうのがある」とも。

ダンスを愛し、そのダンスを宝塚でお客様に披露するために、芯の通った考えを貫いているようです。

ホンモノを見せてやる!というダンサーとしての高いプライドも伺えます。(出典:TAKARAZUKA REVUE 2016 宝塚クリエイティブアーツより)


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