ビジュアル系のライブは曲ごとに独特の振りなどがあり、会場でバンドとファンとの一体感が感じられることが大きなポイントです。
それがライブに足を運ぶファンの大きな楽しみのひとつになっています。
ただ初めてライブに行く人は振りなどについていけるか不安になり、敷居が高く感じられてしまうかもしれません。
でもヘドバン向きの暴れ曲は、振りなど気にせずに楽しむことができる楽曲が多いので安心です。
ほとんどのバンドは会場を盛り上げるために必ずセットリストにいくつかの暴れ曲を入れていますので、始まったらあまり考えずに思いっきり暴れることができます。
以下でライブで楽しんでストレス解消ができるヘドバン向きの暴れ曲をいくつか紹介していきます。
●元祖系バンドの暴れ曲
X JAPAN「BLUE BLOOD」大御所のこのバンドの一曲です。
激しいドラムのリズムとVo.Toshiの高く少ししゃがれたセクシーな声に会場は熱気に包まれます。
彼らにはたくさんの名曲がありますが、これは暴れ曲の代表としてよく挙げられています。
DIR EN GREY「残」
Vo.京の激しいデスボイスがすさまじく、これぞまさに暴れ曲といえる一曲。
彼らも活動歴が長く、発表曲には激しい曲が多いのですが、この曲は中でも人気の高い一曲となっています。
Janne Da Arc「ヴァンパイア」
yasuが甘く高い声で歌う切なくも激しい楽曲でギターフレーズも素晴らしい曲です。
長らく活動休止している彼らですが、yasuは今もAcid Black Cherryという人気プロジェクトを率いて活動していて、彼の独特の甘い歌声は健在です。ちなみにABCの人気暴れ曲は「ピストル」ですが、これもまたライブで盛り上がる楽曲となっています。
MUCC「咆哮」
彼らも多くの楽曲を持つベテランバンドですが、この曲は最近のライブでよく演奏されているようです。
所々にデスボイスを入れた、出だしから激しいミドルテンポの楽曲で、達郎の男らしい声と会場の掛け合いが印象的なまさにライブにぴったりの曲です。
●新しい世代の暴れ曲
前述のバンドの曲は幅広い世代に人気のある楽曲ですが、以下は比較的新しいバンドの暴れ曲を紹介します。the GazettE「関東土下座組合」
この曲はかなり以前の曲で昔から彼らのライブで演奏されていますが、今でも人気の楽曲です。
ルキのシャウト混じりの激しい歌声とメンバーのパーフォーマンスに会場のファンも一体化できる素晴らしい楽曲です。
彼らもすでにベテランの域に入っていますが、その激しいサウンドは今でも色あせることはありません。
R指定「毒盛る」
デスボイスパートと歌パートからなる構成の楽曲で、PVはかなりブラックですが、ライブでは人気の暴れ曲です。
マモのデスボイスとメロディアスなパートの使い分けがなかなか面白い仕上がりの一曲。彼らの独特な世界観が良く出ていて、激しいライブで暴れるにはぴったりの曲です。
己龍「愛怨忌焔」
出典:©B.P.RECORDS
己龍「愛怨忌焔」MUSIC VIDEO(Youtube) より
己龍はメンバー各々が自分のカラーを持つバンドで、全体的には和風かつ激しい曲が多めの傾向があります。
中でもこの楽曲は特にイントロから激しく刺激的な始まり方であり、出だしのドラムを聴くと即ヘドバンしたくなるような曲です。
そしてVo.黒崎眞弥の絶叫にも似た歌声はファンを独特の世界に引き込む魅力を持っています。
MEJIBRAY「サバト」
メンバーが最初から最後までヘドバンを煽る激しい曲で、デスボイスで始まる出だしと印象的なベースフレーズはまさにヘドバンに最適な曲です。
彼らは演奏技術も非常に高く、ギタ―フレーズも聴きどころの一つです。しかし、やはり一番の見どころはすさまじいとも評される綴のライブパフォーマンスでしょう。
以上いくつかの楽曲をあげてきましたが、激しいリズムの中で暴れることはライブの醍醐味でもあり、ストレス解消に効果があるという噂もあります。
暴れてみたいな、と思われたのならぜひ、ライブ会場に足を運んでみてください。
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