激動の時代を生きた男女の愛!「ベルサイユのばら」のあらすじと名言

「ベルサイユのばら」はご存じの通り「ベルばら」と呼ばれ今でも色あせない人気作品です。

作者の池理代子氏は、オーストリアの作家ツヴァイクの「マリーアントワネット」に感銘を受けてこの作品と描いたとのこと。物語はフィクションですが、フランス革命前後の激動期に生きた人々の姿をまるでそこにいるかのように描いている素晴らしい作品です。まずはそのあらすじをまとめてみましょう。

◆貴族と平民の身分を越えた愛!

ベルサイユのばら <出典:http://imgcc.naver.jp/kaze/mission/USER/20131103/28/2505538/38/736x1065x26ddd92769bd8585f56fe13.jpg>

時はブルボン王朝後期、オーストリアから皇女マリーアントワネットがフランスへ皇太子妃として嫁いできます。その時から近衛士官として彼女に仕えるのは男装の麗人オスカル。

彼女はジャルジェ将軍の娘ですが、将軍家を継ぐ者として父親に男として軍人として育てられてきたのです。そしてオスカルの傍に影のように常に寄り添うのはアンドレ。彼は将軍家の馬丁ですが、二人は幼いころから一緒に育ち貴族と平民の垣根を越えて、お互いに兄弟のように育ってきました。

実はアンドレは心の中にオスカルへの燃えるような想いを秘めていますが、オスカルは気が付いていません。 マリーは前王の死後、夫がルイ16世として即位してフランスの王妃となったのですが、跡継ぎに恵まれませんでした。そしてそれを紛らわすため、取り巻きとともに遊びへふけり浪費の日々を過ごします。

そんな中、王妃はスウエ―デンの貴公子フェルゼンに出会い恋に落ちます。だがこのことがただでさえ悪いマリーの評判をますます落とし、フランスは混迷し不安定な状況を深めていきます。 そしてオスカルもまたフェルゼンに片思いをしていたのですが、ある日暴徒に襲われた時にアンドレが危機に直面し、そこで初めて、自分も深くアンドレを愛している事に気付くのです。

やがてフランス革命が勃発し、オスカルとアンドレの二人はともに愛を確かめ合ったのもつかのま、若い命を散らしてしまいます。

そして革命に巻き込まれた王妃もまた、夫ルイ16世とともに断頭台の露と消えるのです。 この激情的な作品はアニメになり、ますます人気に拍車がかかります。

◆名作アニメの主題歌は名曲!!

ベルサイユのばら <出典:http://m.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/12/31/jpeg/G20121231004885180_view.jpg>

主題歌の名曲「薔薇は美しく散る」のフレーズ「バラはバラは」がとても有名です。最後にアンドレ役の志垣太郎さんが、「ジュテーム、オスカル」とつぶやいてます。そしてエンディング曲は「愛の光と影」これも「君は光、僕は影、離れられない二人の絆」のフレーズか印象的です。

志垣さんがここでも名言「愛しても、愛と呼べない、僕の目はもう君をみることができなくなる……オスカール」と叫んでいます。

そして「ベルばら」は宝塚でも舞台化され、二人が告白をする「今宵一夜」のシーンを中心に大好評を獲得。「オスカル編」「アンドレ編」など、作中の様々なシーンやキャラクターを抜き出して、繰り返し上演されています。

この人気についてですが、男装の麗人というキャラクターがまさに宝塚にうってつけの題材であったこと、加えてフランス革命時代の豪華で派手な服装、装飾なども宝塚舞台によく似合っていたことが理由とされています。また原作の美麗な絵柄を舞台で再現するため、舞台では照明をもちいて役者の目に星を光らせるなど、宝塚側の工夫や努力が実った結果でもあるのでしょう。

非常に完成度が高く、さらに題材も最適であった宝塚舞台によって、もとより名作と名高かった「ベルばら」はさらにその人気を爆発させ、不朽の名作として語られることとなったのです。



◆愛し合う二人の愛の言葉は?その他の名言も!!

ベルサイユのばら <出典:http://imgcc.naver.jp/kaze/mission/USER/20131103/28/2505538/0/736x1102x2e605fa9e2a1f9153eeeb1a.jpg>

ここからは、宝塚舞台での名言をいくつかあげることで、その完成度の一端をお伝えしたいと思います。

オスカルからアンドレへの告白の言葉。「私の存在など巨大な歴史の歯車には無いも等しい。そんな心の甘えをいつも自分に許している人間だ。それでも愛してくれているというのか? 私だけを一生愛し抜くと誓うか?」

アンドレからオスカルへの告白の言葉。「千の誓がいるのか、万の誓が欲しいのか。俺の言葉はただひとつ。命をかけたただひとつの言葉をもう一度言えというのか。愛してる、愛してるとも。見果てぬ夢よ、永遠に凍りつき、セピア色の化石となれ」

また断頭台に向かう王妃と、それを見送るフェルゼンの会話も名シーン、名言として名高いです。

フェルゼンが「王妃様……この先、私の身がどうなろうとも、一生あなたを忘れることはないでしょう」と告げると、王妃は「生きる日にも……死ぬる日にも……」と答え、フェルゼンはそれに「遠い……遠い未来の世までも……」と返す。

そして断頭台に向かう王妃を見送りながら、フェルゼンは「王妃さま……あなたは私の胸の中にいつまでも生きています。あのヴェルサイユに咲く紅薔薇のように……」としめくくるのです。

そして王妃は断頭台にて「さようなら、パリ、ベルサイユ。さようなら、フランス!」と叫んで死んでいくのです。

このようにいくつものコンテンツが生まれ人気を博している「ベルサイユのばら」はまさに名作中の名作といえるでしょう。

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