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世界中の映画祭で高い評価を受け続けている河瀨直美監督の最新作『Vision』の舞台挨拶が6月9日に新宿ピカデリーにて行われ、来日したジュリエット・ビノシュさんのほか、永瀬正敏さん、夏木マリさん、岩田剛典さん(三代目J Soul Brothers、EXILE)、美波さん、河瀬直美監督が登壇しました。

vision 集合写真01

「ボンジュール」で始まる挨拶

まずは一人一言ずつの挨拶があり、フランス人のビノシュさんも「こんにちは。みなさん。愛してます」と日本語で挨拶。それを受けてか、永瀬さんが「ボンジュール」で挨拶を始めると、続くキャスト陣も挨拶の初めに「ボンジュール」を使い始めます。岩田さんも少し照れながら、「みなさんボンジュール。岩田剛典です」と挨拶を始めました。

岩田剛典
岩田剛典

ドラマでは見られない顔

河瀨監督への「逆オファー」が実った形での出演となった、謎の青年・鈴(りん)を演じる岩田さん。英語に挑戦したことについては、「台本を読んで英語のセリフがあった時は、どうしようかと思いました」と振り返りました。フランスの名女優ジュリエット・ビノシュさんとの共演についても、「ビノシュさんの『包み込む母性』に、すごく自分も助けていただきました。目と目が合うだけで、伝わるものがある」と語り、言葉の壁を超えたコミュニケーションがあったことを明かしました。

劇中で岩田さんが泣いてしまうシーンについても、脚本には元々なく、ビノシュさんが演じるジャンヌと目を交わし合う中で、自然と涙が出てきたそうです。河瀨監督も「今ドラマを見ている人も、全く違う岩田くんをこの『Vision』では見れます」と話すように、普段のテレビドラマでは決して見ることのできない、岩田さんの新たな一面を垣間見ることができます。

ジュリエット・ビノシュ
ジュリエット・ビノシュ

「日本の息子」

ビノシュさんも「日本に息子がいるなんて思ってもみなかったけど、なんか日本の息子がいるような気になってきました」と、岩田さんを“日本の息子”と発言。それに対して岩田さんも、「僕もフランスのお母さんだと思っています」と返し、会場を沸かせました。

舞台挨拶の最後には、河瀨監督が会場に「今日ここにいらっしゃる、ほとんどの岩田さんファンのみなさん」と呼びかけ、再び笑いに包まれる会場。岩田さんが何か言ったのか、「そんなことありますよ」と河瀨監督が笑顔で返していました。

カンヌ国際映画祭の常連、河瀨直美監督による『Vision』は、6月8日より全国公開中。普段は見ることができない岩田剛典さんの姿を、ぜひその目に焼き付けてください。

河瀬直美監督
河瀬直美監督


永瀬正敏
永瀬正敏


夏木マリ
夏木マリ


美波
美波


vision 集合写真02



(c)2018『Vision』LDH JAPAN, SLOT MACHINE, KUMIE INC.

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