どこか懐かしさを感じさせるビジュアル系バンド『 グリーヴァ 』
ヴィジュアル系バンド、グリーヴァって!?
「 古い 」とは違う、新しい楽曲の中にどこか 90年代のビジュアル系バンドにあったような勢いを感じさせる“ 古きよき時代の継承者 ”『 グリーヴァ 』。バンドの結成にあたっては日本を代表する世界的ビジュアル系バンド「 ディル 」に影響を受けたとインタビューなどで名を上げているため、一部からは「 ディルのパクリ 」と言われることも。
しかし、CDが売れないこのご時勢にフルアルバムを引っさげて、ミュージックシーンに喧嘩を売るあたりは、パクリやパロディだけでない「 彼らだけの音楽 」がすでに確立されてる証拠です。
メンバー集めは苦労した?『 グリーヴァ 』結成の秘密
ボーカル狂鬼が語るバンド結成当時は、まず「 古き良き時代の継承者 」というコンセプトありきだったそう。「 昔ながら 」という雰囲気のビジュアル系バンドは最近ではめずらしく、だからこそコテコテのビジュアル系バンドをやろうと思ったのが、バンド結成の始まりだったそうです。
そのコンセプトに共感してもらえるメンバーを集めるために、色々なライヴハウスを回ったり、人づてに辿ったり、今のメンバーを集めるのは一筋縄ではいかなかったよう。ただ、苦労して作り上げてきたバンドで奏でる楽曲は、90年代のビジュアル系を聞いてきた人にとっては「 懐かしく 」もあり、また、そういった音楽を聴いていない若い世代からは「 今まで聞いたことがない 」と新鮮に思われているらしいです。
つまり、新旧のさまざまな世代から、支持を得ているビジュアル系バンドが『 グリーヴァ 』の魅力。最近では彼らのコンセプトである「 古き良き 」ビジュアル系バンドとしても人気が出てきただけでなく、よりシュールに「 これがやりたい! 」と作り上げた楽曲で、さらに多くのファンを獲得していっている様子です。
おわりに
コテコテのビジュアル系バンドが好きだった、と言う方も新鮮な未知のビジュアル系バンドとの出会いを求めている方も、おススメのビジュアル系バンドなので、興味がある方はぜひライブ会場に足をのばされてみてはいかがでしょうか?