DEZERTってV系バンドが「良い意味」で気持ち悪くてクセになる。


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DEZERTのサウンドとその魅力

DEZERTのサウンドはヘヴィで冷たさを感じる轟音と独特の「気持ち悪さ」の漂う憂いを帯びたメロディが特徴的です。

KORNや初期のムックを連想させるよう鋭い音で叫び散らす曲もあれば、90年代後半~00年代前半のヴィジュアル系のような懐かしさを感じさせる歌モノだったり、最近のラウドなV系ノリの暴れ曲など様々あるのですが、一貫してDEZERTのサウンドにあるのは「気持ち悪さ」です。

DEZERTはこの底に漂うような「気持ち悪さ」が魅力だと思っています。

DEZERT <出典:visualive.com>

楽曲の作詞を担当しているVo.千秋はあまり歌詞について言及しないので詳しくはわかりませんが、DEZERTは歌詞もなかなか特徴的。

初期の楽曲ではいかにも詩的な歌詞ではなく生々しくて不穏な言葉が無機質に並べられたりひねくれた感情が素直に現れているような歌詞が多く、なんとも言えないクセになる気持ち悪さを感じました。

最近の楽曲ではまた傾向が変わっていて、哲学的な問いかけのように感じるものだったり、自分やリスナーに訴えかけるようなものも増えてきました。

DEZERTの「戦略がない」という戦略

DEZERTが気になってからすぐにアルバムを購入し、ネットなどでDEZERTのインタビューも読み漁ったのですが、メンバーの発言で印象的だったのが「バンドの戦略は特にない」「特に何も考えていない」という旨の発言です。

SEO的な画像名 <出典:www.dezert.jp>
作り上げられた狂気や気持ち悪さの演出に徹底し、その世界観を表現するのに長けたV系バンドが多いのに対し、DEZERTはメンバーの心の底から出てくるほとんど純度100%のものだけで世界観が出来上がっている感じがして、そこにも他のバンドとは違う「リアルな音」を感じました。

こうした姿勢で表現するV系バンドって珍しいと思うし、まず表現できることがすごいと思うのです。

DEZERTは結成してからしばらくの間メディアへの出演を断わっており、ライブシーンでの口コミ等で実力をつけてきたバンドです。

そうしたところにもありのままの自然な音に向き合ったリスナーにDEZERTの音が届いているのだと感じました。


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