進路は決まった?声優志望なら知っておきたい事務所・養成所・専門学校の選び方【一覧あり】

2018年1月17日

※本記事では2018年1月17日時点の情報を参照しています。情報が変更されている可能性もあるので、詳細は各養成所・専門学校の公式サイトをご覧ください。

アニメやゲーム、映画の吹き替えなど、様々なジャンルする「声優」。

声優という職業に憧れて、夢や目標にする人は多いと思います。しかし、具体的にどのように目指せばいいかわからない、という人も多いことでしょう。

「どの声優事務所を目指せばいいの?」
「養成所はどこを選べばいいの?」
「専門学校はどうなの?」

今回は、そんな声優志望者の人たちの疑問に答えていきたいと思います。各プロダクション、養成所、専門学校についても一つ一つ紹介していきます。

まず、基本となる言葉の意味を知っておきましょう。

■声優プロダクション(=声優事務所
→声優の仕事を管理する会社。プロの声優になるには、まずプロダクションに所属することが目標になります。

■養成所

→声優を養成・育成する場所。基本的に声優プロダクションが運営しています。

■専門学校

→声優になるための技術を学ぶ学校。学校なので学歴として残ります。

養成所って?専門学校って?

●養成所って?

養成所は基本的に声優プロダクションが運営しているため、「新人を育成するための場所」という意味合いが強くなります。

養成所に入る最大のメリットは、実力を向上させながら、そのプロダクション(事務所)のオーディションを直接受けることができるという点です。

プロダクションが欲しい人材に育てていく傾向があるので、自分のやりたい方針に合った養成所を選ぶ必要があります。

学歴として残すことはできませんが、デビューするきっかけ作りとしては一番の近道です。

●専門学校って?

専門学校で声優の技術を学びながら、プロダクションへの所属を目指すという方法もあります。

専門学校のメリットは、様々なプロダクションのオーディションを受けられる点です。養成所の場合、運営している事務所以外のオーディションを受けられない場合があります(養成所によって違います)。

また、専門学校の場合は比較的簡単に入ることができます。養成所では入所のためにオーディションを必要とする場合がほとんどです。

認可校の場合は学割が使えたり、奨学金も受けられるほか、学歴としても残すことができます(無認可校の場合は適用されないので注意)。

専門学校で経験を積んでから、希望のプロダクションに所属するため、改めて養成所に入る人もいます。

声優プロダクション(事務所)&養成所を紹介!

では次に、大手プロダクションと、プロダクションが運営する附属養成所を紹介していきます。

養成所を選ぶときは、以下の項目に注意してみてください。

①どんなプロダクション(事務所)が運営している?

・所属する声優さんは?

→憧れの声優さんが所属していれば、目標に向けて努力のしがいもあります。「この声優さんみたいな活動がしたい」と具体的な活動内容を知っていれば、プロダクションの特色も理解しやすいかもしれません。

・アニメの出演本数は?

→所属声優のアニメ出演本数が多ければ、人気・実力のある声優さんが多いということがわかります。また、営業の上手さや業界での繋がりの強さにも関わってきます。大手プロダクションに入ることができれば、所属後に活躍できる可能性も高いと考えられます。

・新人声優は活躍している?

→新人声優、若手声優が活躍しているプロダクションは、新人育成が上手い、新人にもチャンスがある、または目利きがあると言えます。新人や若手を大切にし、才能を引き出せるようしっかりとサポートしてくれる可能性が高いです。

②実際に通える?

・費用は?場所は?

→養成所は無料ではありません。事前に調べておく必要があります。家から通えるか、アパートを借りる必要があるのか、という点も重要です。

・授業数は?

→専門学校と違い、週に数コマしかレッスンがない場合も多いです。入所後、どのような生活リズムとなるのか(学校や仕事との両立は可能か)、事前にチェックしておきましょう。

ではさっそく、日本の声優プロダクションと附属する養成所を紹介していきます。自分に合った声優事務所・養成所をぜひ見つけてみてください。

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