大ヒット深夜アニメの劇場版興行収入を比べてみた！

楽器店で劇中の楽器の在庫がなくなった！「けいおん！」

「けいおん！」は、私立桜が丘女子高校に通う4人の女の子が、廃部寸前だった軽音楽部を復活させ、新入部員も迎えて高校3年間の軽音楽部での生活を丁寧に描いたアニメです。

原作は、4コマ漫画雑誌に掲載されておりほのぼのとした画風とキャラクターで、2009年と2010年にアニメ化。
2010年のアニメ2期は2クール放映で、全国で放映されていました。アニメを見た女子高生の間に軽音楽ブームを巻き起こしました。

その結果、アニメの劇中で使われた楽器が全国の楽器店で品薄状態になり、メンバーの秋山澪が使用していた左利きベースは一時在庫が全てなくなるという状態になりました。

「けいおん！」の劇場版が「映画けいおん！」です。

2011年12月3日に公開され、興行収入は19億円を突破しています。2011年松竹配給作品ではトップの興行収入を叩きだしました。舞台挨拶の抽選倍率が100倍を超えたことも有名です。

 
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僕と契約して魔法少女になってよ！「魔法少女まどか☆マギカ」

「魔法少女まどか☆マギカ」は、魔法少女ものに新しい切り口で挑んだ、魔法少女ものというよりも魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーです。

こちらは原作が存在せず、オリジナルアニメとなっています。放送期間中には、東日本大震災で最終回の放送が1か月延期になるという出来事もありましたが、放送前にはある程度ストーリーに関する情報は公開しておくのですがこの作品は逆に徹底的に伏せ、オリジナルアニメだからこその先が読めない展開、作りこまれた設定が話題を呼び、ブルーレイは60万枚以上の売り上げを記録しています。

その「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版は3作品制作されており、「前編・始まりの物語」と「後編・永遠の物語」はテレビアニメの総集編で、「新編・叛逆の物語」は完全新作となっています。

前後編の興行収入は11.5億円で、新編の興行収入は約21億円と、深夜アニメの劇場版作品としては上映当時史上最高興行収入となりました。

 
[next_heading title=現在深夜アニメ劇場版作品興行収入トップは「ラブライブ！」だ！]