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その美しいルックスと、ハイレベルな音楽性によって近年のヴィジュアル系シーンの中でも、特に輝いているバンドの一つがRoyzです。
2015年も己龍をはじめとするシーンの中心的な役割を果たしているバンドとのコラボレーションなどによって、大活躍しました。
そんなRoyzの中でも、特に強烈な個性を放っているメンバーがベーシストの公大です。ここではそんな彼の魅力をチェックしてみましょう。
◆ハイレベルな楽器隊のボトムを支える
Royzの最大の武器となるのは、ハイレベルな演奏技術です。凄腕ミュージシャンの揃った近年のヴィジュアル系シーンでも、トップレベルの実力を持つメンバーが揃っています。そんなRoyzのサウンドをボトムからしっかりと支えているのが公大のベースです。

彼のベースの特徴は、スタンダードなベースラインでありながら、時にはヴォーカルに、そしてまた時にはギターに寄り添ったメロディを奏でる、という点でしょう。
本来のベースとしての役割を果たしながら、要所要所でよりサウンドに厚みを持たせるためのフレーズを織り込んでいます。これこそが、Royzサウンドの肝であると言えるでしょう。
Royzの楽曲の多くでは、ダンスビートなどが取り入れられていますが、そのリズムにもしっかりとマッチしていながら、生ベースならではのフレーズを織り込むという点は、業界でも高く評価されています。
特に「THE BEGINNING」などでは、デジタルサウンドと、へヴィなギターを繋ぐという役割をしっかりと果たしながらも、サビでは疾走感あるフレージングを、ラップ部ではゴリゴリとした派手なプレイを聞かせてくれます。
リズムチェンジの多い楽曲となっていますが、まるでドラムさえリードするようにプレイしており、まさに公大の魅力が詰まった一曲となっています。公大というベーシストの実力をチェックしたい方には最初に聴いてほしい楽曲です。
◆公大のプロフィールをチェック

Royzのメンバーはそれぞれ、あまりプロフィールを明かしていません。公大も例外ではなく、オフィシャルサイトやブログなどでも7月3日生まれのA型、という点しか明かされていません。
そこで、ライヴでのパフォーマンスなどからどんなアーティストなのかをチェックしてみましょう。
まずルックスに関しては真っ赤に染めた髪が特徴的です。メンバーの衣装は楽曲やライヴによって大きく変わりますが、基本的に公大はその甘いマスクを活かした女形を務めることが多いようです。
使用ベースについても公式でははっきりと公表されているわけではありませんが、ステージやMVではワーウィックの5弦ベースを使用している頻度が高いようです。アクティブサーキットが採用されているモデルですので、展開の多い楽曲が多いRoyzのサウンドにはとてもマッチしています。
曲の途中に異なったサウンドを使用することも多い公大ですので、おそらく手元のアクティブイコライザーを操作しているのでしょう。
性格的には、プレイは非常に存在感があるものの、あまり前に出てくることはありませんので、クールな性格のようです。
その代わりに、ブログなどの更新頻度は高めで、ファンとの交流をとても大切にしています。
ブログをチェックしてみると、音楽に関する記事が非常に多く、レコーディングやライブでのパフォーマンスをより良いものにするために、日々努力を欠かさない、という一面が見えてきます。音楽に対するストイックな姿勢が見えますので、とても興味深い内容となっています。
◆公大に注目!
2016年も、ヴィジュアル系シーンを牽引して行くことになるであろうバンド、Royzのサウンド面を公大についてクローズアップしてみました。
どのメンバーも魅力的ですが、公大は中でも特に注目すべきメンバーであると言えるでしょう。
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