新人公演でも存在感を増している宙組男役・秋奈るいさんってどんな人?
宝塚歌劇団に入団するにはまず宝塚音楽学校に入学しなくてはなりませんが、秋奈るいさんが合格を果たした年の競争率は近年稀に見る高さでした。その難関を突破して見事タカラジェンヌとなった秋奈るいさんは目下、宙組の若手男役として未来を大いに期待される存在です。
演技派揃いの宙組で、着実にステップアップを続ける秋奈るいさんのプロフィールをご紹介しましょう。
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タカラジェンヌを身近に感じて育った、秋奈るいさんのプロフィール
大阪府の中でも箕面市出身の秋奈るいさん。比較的宝塚市に近く、この周辺には現役タカラジェンヌも多く住んでいるという街で生まれました。秋奈るいさんが合格を果たした年の宝塚音楽学校は、受験者数1,106人で合格率27.65倍というとんでもない競争率でした。
そんな激戦を勝ち抜いて秋奈るいさんは2009年に宝塚音楽学校に入学、2011年に宝塚歌劇団に入団した97期生です。愛称は「なっつ」。
同期には城妃美伶さんや春妃うららさん、海乃美月さん、永久輝せあさんがいます。当たり前ですが、この同期の皆さんもとんでもない競争率を勝ち抜いた人たちです。
入団後の秋奈るいさんは、星組公演『ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び』で初舞台を踏んで、その後宙組に配属されました。配属後は若手男役として数々の舞台に出演、『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』、『ベルサイユのばら—オスカル編—』などメジャーな作品にも出演を果たしています。
秋奈るいさんが宙組配属になったワケ
宝塚の各組にはそれぞれ特徴がありますが、宙組は星組と並んで長身の男役が多く、さらにコーラスやアンサンブルの完成度に定評がある組ですね。2012年『クラシコ・イタリアーノ -最高の男の仕立て方-』の舞台で文化庁芸術祭・演劇部門優秀賞を受賞したこともある、名実ともに実力十分の組です。
秋奈るいさんが宙組配属となったのはもちろん、この宙組で十分やっていけるだけの資質が認められているからです。
秋奈るいさんが歩むトップスターへの道を、これからもしっかり見届けたいですね。