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ファンだからこその重圧、「石川界人」だからこそ任せられる安心感


石川界人 プロデューサー
出典:©赤羽根健治‏ (@kenji__akabane)公式Twitter より
プロデューサー役に決まった時、「すごく嬉しかったし、この責任の重大さを認識していた」と語った石川さん。

当時の心境をこう語っています。

「オーディションが来た段階で、『絶対獲りたいな』っていう気持ちと、『果たして関わって良いのだろうか』っていう葛藤は正直ありましたね。
夢に関わると、夢が夢でなくなってしまうんですよ。仕事に夢を持っていた分、その夢が仕事になった時の辛さっていうのは、僕も声優になってから何度か味わっているので、そういう意味ですごく複雑な心境ではあったんですけど、関われる嬉しさっていうのはありました。」

「SideMに出演しているアイドルの声をやられている方たちとなまじ仲が良かったものですから、果たして『プロデューサー』と『アイドル』っていう役柄としての距離感をきちんと保てるのかっていうお芝居的なところでもすごい不安になりました。」

「元々好きだった分、推しユニットとか、推しアイドルがいて。でも、プロデューサーとして演じるからには全員平等で、ちゃんと皆を前に、事務所として押し出したいという気持ちがあるので、芝居に乗るんじゃないかとかが怖い」

出典:©2017年10月22日放送 超!A&G+「石川界人のエクステンドラジオ」より
さらにはアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」の武内Pが口癖とする「笑顔です」を引用し、こんなコメントも。

「765さんには腐ってた時に前向きにさせてもらいましたし、346さんにはこれからだって時に『笑顔でいる』っていうことを(教えてもらいました)。それがどれだけ大事か。
いやほんとに、『笑顔です』っていうセリフって本当に強くて。実は笑顔って自分の気持ちを上げるスイッチにもなる、本当に強いセリフなんですよ。それで僕は勇気をもらいましたし、今回SideMに関わらせていただいて、そこからさらに一歩、前に踏み出す勇気というのを、今アイドルの皆さんに教えてもらっています。」

出典:©2017年12月13日開催 『アイドルマスター SideM』Blu-ray&DVD発売記念イベント「Pの集い」より
本来プロデューサーというのはゲームを楽しむユーザーの立ち位置であり、だからこそ彼らには名前がありません。

そんなプロデューサーを演じるにあたって、

「皆さんを映し出していただいてストーリーを楽しんでいただければ」「あくまでもアイドルを輝かせるのは、それぞれプロデューサーがいて、それぞれアイドルがいて…同僚の皆さんたちだと思う」

と語った石川さん。そう語ることができるのは、石川Pを演じる前に、一人のアイマスファンとして、一人のプロデューサーとして、それを熟知している石川さんだからこそ。

アフレコ時の収録ではかなり時間をかけて台本を読み込み、他の人がどんなディレクションをされていて、どんな芝居をする人なのかまで把握するようにしているという彼。

「ファン側」「演者側」そんな互いの想いを知っているから。

誰もが「石川界人がプロデューサーでよかった」と思える安心感、それが石川さんがプロデューサー役に選ばれた「理由(ワケ)」。

出典:©仲村 宗悟 公式Twitter(@ShugoAbc) より
アニメ「アイドルマスターSideM」が、さらにまっすぐに夢の向こうへ進む日も、きっとそう遠くないはず。


後編では、そんな石川さんの交友関係や、最近話題のTwitter、激痩せした理由について特集。後編も是非ご覧ください!




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