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歴代6人目の現役理事
轟悠さんは宝塚歌劇団の長い歴史の中でもわずか6人しかいない宝塚歌劇団の理事に就任したことで、話題を呼びました。これは、春日野八千代さんの次に若い年齢での就任です。もともと轟悠さんは、“ 専科 ”と呼ばれる演技のスペシャリストが集う専科生という立場でした。特殊部隊的な位置にあたるその立ち位置から、その他の追随を許さないほどのトップクラスの演技力で見事“ 現役理事 ”に選ばれたのでした。まさに、彼女こそ「トップ・オブ・トップ」ですね。

宝塚の理事になるということ
女性ばかりの宝塚において、その理事という存在になるということは「 女としての人生を宝塚にささげる 」という意味があるといいます。常に他の宝塚の役者さんの目標であり続けなければいけないということ、そしていつまでもファンにとっての輝かしい存在でいなければいけないということから、宝塚の理事に就任するということは、その人の人生にとても大きな意味をもつのです。憧れの存在というものは、輝かしい一方で、きっと苦労も多いのでしょうね。

轟悠さんの今後の仕事は?
現役理事として忙しい日々を過ごす轟悠さんが、その就任を阪急の小林会長から依頼されたときには半年間本気で悩んで決めたと言われています。それほど、宝塚の女性にとって理事になるということは大きいことなのです。
一部では「 お金の力 」と揶揄されることもあるようですが、とてもお金の力だけで勤まるようなポジションではないのはヅカファンならきっと分かるはずでしょう。多忙な日々を過ごされる轟 悠さんの今後の活躍に、期待が高まります。
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