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2016年4月に初日を迎える花組公演「ME AND MY GIRL」。
宝塚歌劇のみにとどまらず舞台に関わるひとなら一度は携わってみたいといわれる海外ミュージカルです。宝塚歌劇の名だたるスターたちが新人公演でも挑んできたこの舞台の主人公ビルに、また新しい若手スターが挑戦!!
そのひとりが優波慧さん。彼女の経歴とこれまでの役を紹介していきます。
【優波慧のプロフィール】
優波さんは、2008年音楽学校入学、2010年月組公演『スカーレット・ピンパーネル』入団の96期生男役スターです。
「カリスタの海に抱かれて」ではロベルト、エリザベート新人公演では皇太子ルドルフ、「新源氏物語」では藤原惟光と主要な役を演じてきている優波さん。
本人もスカイステージで指摘していましたが、現在花組二番手男役スターである芹香斗亜さんの役をなんと6回も演じていて、今回のビルでやっと記念すべき主演となった経緯があります。
学年が上がって本公演でも目立つ役を任されるようになり、男役としての誇りが高いとされている花組の中でも着実に存在感を増していっていることがわかります。
【優波慧の新人公演初主演となるビル・スニブソン】
今回の「ミーマイ」新人公演はいつもより少し複雑で変則的な配役がされていて、ビルも1期下の下級生綺城 ひか理さんとの役替わりが設定されています。最初に公式サイトで発表された時には、ファンもきちんと把握するのに時間がかかったほど。
優波さんのビルの場合だけでも紹介すると、、、
ウイリアム・スナイブスン(ビル)<宝塚大劇場 一幕/東京宝塚劇場 二幕>
優波 慧
ウイリアム・スナイブスン(ビル)<宝塚大劇場 二幕/東京宝塚劇場 一幕>
綺城 ひか理
となっており、劇場と一幕二幕での出番をぞれぞれ担当することによってすべての場面を受け持つように配慮されています。
【仕上がりに興味のあるヅカファンも多い!】

ビルは下町暮らしらしいふるまいの下品な男性から、本来の貴族へと変身していく過程が、物語のベースになっていますから芝居へのテンションの上げ方が難しいかもしれません。
同時に優波さんがどんな風に仕上げていくかも楽しみですね。
著者:Seikacat
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