2.アイドルマスターをロボットに。元ガイナックスの錦織監督が今だからこそ挑む「ロボットアニメ」
錦織監督が所属していたガイナックスといえば、「新世紀エヴァンゲリオン」で知られるロボットアニメの老舗スタジオ。
そんな監督が今だからこそ手がける初めてのロボットアニメということで、コドモたちが乗るフランクスのメカニックデザインはかなり難航したようです。
そこでコヤマさんや今石さんらが提案したのは「アイドルマスターをロボットにする」という斬新なアイディアでした。

出典:©TVアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』公式ツイッター(@DARLI_FRA)より
監督はロボットより女の子の方が得意だからと、それぞれのロボット達を女性型の丸みを帯びたデザインに。キャラクター性をより印象付けるデザインなので、ロボットアニメ初心者という視聴者でも受け入れやすいかもしれませんね。
こうしたアイディアを出し合いながら制作ができるのもこのチームの強みであり、その情熱やチームワークの良さは必ず作品を通して感じることができるはずです。
3.セカイ系×新日常系。ロボット×青春群青劇。ハイブリットで魅せる絶妙のさじ加減
この作品の見どころをひとことでと言われたらやはり「ハイブリット」であるということだと思います。
錦織監督の得意とする群像劇をするうえで必須となる舞台は、ミストルティン(鳥かご)。ここで暮らしながら、ロボットに乗り得体の知れない敵・叫竜と戦うことだけが自分たちの存在証明とする少年少女たち。
遠い未来、戦うことしか知らない、外の世界を知らない彼らの物語は、「新世紀エヴァンゲリオン」や「交響詩篇エウレカセブン」のようなセカイ系に振りながら、「ここさけ」「あの花」のようにしっかり群像劇として成長やドラマを描いていきます。

出典:©TVアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』公式ツイッター(@DARLI_FRA)より
ディストピア的な空気感も好きな方は多いと思うので、単純にビジュアルだけで惹かれたという人でも、ロボットアニメという括りを取っ払って、気軽に楽しめるのではないかなと思います。
A-1らしい日常のなかにあるドラマやキャラクターの感情を丁寧に絵に落とし込みながらも、ケレン味のあるTRIGGERにしか出せない味のあるアクションシーンやオリジナル設定はふたつの制作会社をよく知る錦織監督だからこそ生まれた、A-1 PicturesとTRIGGERの最新・最高傑作。ハイブリットな新しいアニメーションにきっと心をつかまれるはず!
TVアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』
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公式ツイッター▶▷https://twitter.com/DARLI_FRA