【第5位】実は王道ファンタジー要素がぎっしり!
妖精、騎士、魔女狩り、魔術、海賊船……。
『ベルセルク』には中世ヨーロッパを舞台にした王道ファンタジーの要素がふんだんに盛り込まれています!
しかも一つ一つの要素がかなり濃厚で、サラっとうわべだけ撫でて終わらせる、ということがほとんどありません。
昨年放送されたアニメ第一期の「生誕祭の章」では、〈魔女狩り〉が大きなテーマとなっていました。
中世の魔女狩りの歴史を元に描かれた、邪教徒狩り、民衆による密告、残虐な拷問……。
民衆の集団心理が生み出した「犠牲者としての魔女」が生み出されていく過程も、しっかりと描かれていましたね。

出典:©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会 TVアニメ「ベルセルク」公式Twitterより
第2クールでは、本物の魔法を使う魔女見習いシールケが登場するはずです。
しかし魔法といっても、呪文を唱えれば辺りがたちまちファンシーな空間に包まれ、光の玉を発射し、一瞬にして敵をやっつけてしまうようなものではありません。
シールケの魔法は、みずからの体を無防備な状態にさらしながら、≪幽界≫より精霊を呼び出し、長い時間をかけてようやく大量の水を発生させたり、炎の車輪を呼び出したりする、何とも手間のかかるものです。
魔法を発生させるプロセスは地味ですが、精神性を重んじた実際の「魔術」により近いものとなっています。

出典:YouTube©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会 ≪TVアニメ「ベルセルク」第1期ダイジェスト映像≫(NBCUniversal Anime/Music)よりスクリーンショット
「剣と魔法の王道ファンタジー」は今やゲーム、漫画、アニメ、ライトノベルなどで大量生産されており、「もう飽き飽き!」と思っている人もいるかもしれません。
しかし『ベルセルク』では、一つ一つのファンタジー要素がじっくりと丁寧に描かれているので、本格的な(ただしダークな)ファンタジーを味わいたい!という人には、とてもおすすめできる作品です!
【第4位】完璧主義!?原作者・三浦建太郎の圧倒的な画力!
「ベルセルクって、絵がめっちゃうまくて、描き込みが半端ない作品でしょ?」
これは、“漫画は大好きだけど『ベルセルク』はチラっとしか見たことがない” という友人が言っていた言葉です。
これはまさにその通りで、作者・三浦建太郎先生の圧倒的な「画力」や「描き込み」はネットでも度々話題になっています。
多くの建造物がひしめき合う街並み、兵士が大量に溢れかえる戦場、使徒や魔物の複雑でグロテスクな造形、激しいアクション……どれをとっても芸術の域に達した凄まじい描写で読者を驚かせてくれます。
もちろん画風というのは好みが分かれるものですが、三浦建太郎先生の圧倒的な画力と描き込みからは、作品に対する情熱がひしひしと感じられます。
アニメが気に入った人は、ぜひ原作の漫画も読んでみることをおすすめします!