有沙瞳の印象的な役どころベスト3
“それではこれまでの活躍の中で、特に印象的な役柄をご紹介していきましょう。
【2014年「伯爵令嬢」アンナ役】
この時からくらっち好きになった
歌うまいしこの学年で悪役をこなすなんてすごい✨✨
星組いっても歌でいっぱい出てほしー#雪組 #有沙瞳 #伯爵令嬢 pic.twitter.com/f58mPNDY4D— ふーちゃん (@YYbj7) 2016年10月1日
早霧せいなさん・咲妃みゆさんのお披露目公演で、ヒロインの敵となる悪女役に大抜擢。
アンナ役は行動一つ一つがえげつなく、容赦なくヒロインを追い詰めていく役どころ。宝塚の娘役としては、正直難しいポジションだったと思います。
初の大役への抜擢ながら、有沙瞳さんは大健闘!
”嫌な役”を、時には感情移入すらできる魅力的なキャラクターに作り上げました。
砂糖菓子のようなヒロイン・コリンヌ役の咲妃みゆさんと真逆の存在感で舞台を締めていたと思います。
この作品を見た時、「芝居心のある娘役さんが生まれた!」と感動された方も多いのではないでしょうか?
【2016年「ドン・ジュアン」エルヴィラ役】
ドン・ジュアン、だいくら画像集。あーお似合い☆ケイレブハントでは、だいもんジムの彼女役は有沙瞳ちゃんだといいなあ! pic.twitter.com/5Te4W0vRPg
— たんこ (@aimaimokota) 2016年7月23日
望海風斗さん主演「ドン・ジュアン」では、ヒロインではないものの、主人公の妻役を熱演。第二ヒロインとして舞台を牽引しました。
このヒロインがまた宝塚の娘役としてはめずらしい位置付けで、「激情」のミカエラのように”健気に信じ、待つ”というタイプではないんです。
嫉妬心もある、ある意味”リアル”な女性像。
酒場で感情的にドン・ジュアンに詰め寄るシーンの迫力は鬼気迫るものもありました。
インパクトある歌唱も魅力的で、今となっては叶わぬ夢ですが、望海風斗さんとのコンビも見てみたかったなあ…と思ってしまう作品です。
【2015年「銀二貫」真帆、おてつ役】
出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ「NOW ON STAGE#469 雪組宝塚バウホール公演『銀二貫』」より
月城かなとさん主演「銀二貫」は、有沙瞳さんにとって初めてのヒロイン作品。
純粋で、健気なヒロイン役を真っ直ぐに演じていたのが印象的でした。
主人公を思う気持ち、母を思う気持ちの純真さを繊細に表現し、胸を打たれました。
ここ数年は特に「和物の雪組」としての作品が多いこともあって、雪組育ちの有沙瞳さんは日本物の所作も完璧!見事なヒロインだったと思います。
星組に組替えして間もないこともあり、雪組時代の作品から厳選してピックアップしてみました。
これからは、毎公演毎公演ベストを更新してくれるのではないでしょうか?有沙瞳さんの飛躍に期待ですね!