所属バンド「グリーヴァ」
「古き良き時代の後継者」をバンドコンセプトに90年代後半のヴィジュアル系シーンを彷彿とさせるグリーヴァも、現在人気上昇中のバンドです。
出典:©Ains 「グリーヴァ」official web siteより
ダークな世界観と激しいアレンジ、しゃがれた声質、その全てが個性的でなおかつ刺激的です。
反社会的なパンクロックをルーツに持つはずのヴィジュアル系シーンがスタイリッシュにまとまりつつある中、業界に一石を投じようとしてる彼らの姿はワクワクさせられますね。
またシングルやミニアルバムを小出しにリリースしてファンの反応を見るバンドが多い中、シンプルにまとまったフルアルバム一枚で勝負しようという古風な凡骨精神も好感が持てます。
過去の栄光にルーツを持つ彼らだからこそ、これからのグリーヴァにしか出来ない音楽に注目が集まっています。
所属バンド「ゴシップ」
出典:©Ains 「ゴシップ」official web siteより
グリーヴァが90年代後半のヴィジュアル系シーンをルーツに持つバンドならば、ゴシップは2000年代初頭から始まったより洗礼された音楽をルーツに持つバンドと言えるでしょう。
時代的に日本全体が落ち込んでいた時期と言うこともあり、2000年代初頭のヴィジュアル系バンドには独特の狂気があり、演奏はもちろん言葉で勝負するバンドが多かったのが特徴です。
ストイックなアレンジや、多彩な声を持つボーカルの歌唱力でライブを盛り上げる実力派であることはもちろんのこと、ヒップホップやハードロック、パンクロック等を柔軟に楽曲に取り入れて作りだされる世界観はまさに「狂気」そのもの。
過激な楽曲が多いのもちろんですが、キャッチ―なアプローチが絶妙で今後さらに活躍すること間違いなしの若手バンドです。
所属バンドのみが出演するライブも行われている!
出典:©DIAURA yo-ka(@DIAURA_yo_ka)Twitterより
今回は事務所「Ains」に所属するアーティストを中心にご紹介してきましたが、いかがでしたか?
「Ains」は所属するアーティストは少ないものの、そのどれもが迫力のあるライブバンドばかりです。
彼らのパワフルなライブを体感したいなら「Ains」主催のイベントに足を運ぶのが一番でしょう。
特に毎年開催されるライブイベント「アインス」は所属アーティスト全てが参加していていて、一昨年の「アインス3-暗黒行脚-2015」は広島から札幌にいたるまで全18公演を好評のうちに幕を下ろし、昨年の『アインス4 -暗黒革命-2016』では赤坂BLITZを満員にしました。
毎年ツアー形式にしたり、他事務所からもアーティストを呼んだり様々な工夫がなされているので、毎年参加している人も飽きずに楽しむ事ができます。
ヴィジュアル系バンドが好きならぜひ事務所「Ains」はもちろん、所属アーティスト3組も是非チェックしておきましょう!
著者:湯本