宝塚歌劇5組の中でも洋風の歴史物語を取り扱う機会が多く、そのためいわゆるコスプレ物舞台が多いとされる星組。その星組の舞台で大きく羽ばたこうとしている真衣ひなのさんの魅力について紹介していきます。
ミュージカルを愛する真衣ひなののプロフィール
真衣さんは、2009年宝塚歌劇団入団の95期生の娘役。滋賀県草津市出身、愛称は「ひなの」、またクマもんに似ていることから「ひなもん」なんて呼び名も。入団して星組に配属された後は、芝居とともに特にショーでの歌唱で真価を発揮する機会が多い娘役さんです。宝塚音楽学校に入学する以前は、地元のミュージカルに出演するなどしていたそうで、根っから舞台が大好きなことがみてとれます。好きだった役は、2012年紅ゆずるさん主演公演「ジャン・ルイ・ファージョン」で演じられた役の全て。
95期生の中でも早くから注目されていた真衣ひなの
宝塚の中では娘役は男役に比べて早くから抜擢される傾向があります。2012年研4という若い学年でありながら真衣さんは、舞台上でのWトリオとなってその姿を披露してくれました。Wトリオとは、男役さん1人、娘役さん2人の3人トリオを2組作って、舞台上手と下手に並べて、舞台の歌を盛り上げる役割をいいます。真衣さんの歌唱力が歌劇団から評価されている証拠ですね。
真衣ひなののお茶会はどんな感じ?
真衣さんはお茶会では得意の歌を披露することが多いよう。ある時は、キロロの歌と元星組トップスターで同郷の安蘭けいさんが歌われた「アイーダの信念」を熱唱してファンを楽しませてくれたそう。娘役さんは男役さんに比べてフューチャーされることが少ないので、お茶会は彼女と触れ合える絶好の機会ですから興味ある方は参加してみてはいかがでしょうか。
舞台への真摯な姿勢に注目
2013年には真衣さんは宝塚を飛び出した外部での団体の開会式セレモニーイベントに、専科の美穂圭子さん、そして同じ星組の空乃さん、凰津さんとともにステージに特別出演しています。通常では考えられないほどの高いレベルだったというこのコンサート形式のステージに、メインの美穂さんはもちろん真衣さんたちのどんな時にも手を抜かない舞台への真摯さがみてとれます。これからもその舞台姿を応援したいですね!