宙組公演「Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」の見所はやっぱりアノ人
「ロミオとジュリエット」「ハムレット」など、数々の名作を世に残したシェイクスピア。そのシェイクスピアの作品ではなく、シェイクスピア自体を主人公としたオリジナルミュージカルに挑んだのが宙組公演「Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」です。
この作品には内容や配役だけでなく色んな見所があるので、魅力を直前レポしちゃいましょう!
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シェイクスピアとその妻、周囲の人達の人間模様という難しいテーマに挑む
シェイクスピアの没後400年を記念したメモリアルミュージカル「Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」は、シェイクスピアとシェイクスピアを支えた愛妻アン・ハサウェイ、シェイクスピアの後援者であるハンズドン卿ジョージ・ケアリーなど、シェイクスピアを中心とした人間模様を描き出した内容になっていて、それをタカラジェンヌたちがどのように表現するのかは見所のひとつといえるでしょう。
物語の舞台は、イギリス黄金時代の統治者であるエリザベス一世の時代。シェイクスピアがどのように作品を作りだしていったのかが史実を交えて描かれています。シェイクスピアの創作に影響を与えた人物、そして創作者としての苦悩やシェイクスピアを支える愛妻の存在などがドラマチックに語られます。
シェイクスピアの名前は知っていても、どんな人だったのかを知っている人は多くないでしょう。劇作家シェイクスピア自身に光をあてて、シェイクスピアがどのような人物だったのか、名作はどのように生まれていったのか、シェイクスピアという人間を知ることができるミュージカルです。
前もってシェイクスピアを予習していけば楽しさも倍増、見所の劇中劇をもっと楽しめますよ!
朝夏まなとさんのシェイクスピアっぷりに注目
主人公のシェイクスピアを演じるのは、宙組トップスターの朝夏まなとさん。朝夏まなとさんが劇作家シェイクスピアの創作活動の苦悩や愛妻との日々、そしてある夫人との秘められた恋をどのように演じていくのかは、早くも最大の見所と言われていますよね。
原作付きの演目が続いていた宙組にあって、「Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」は久しぶりのオリジナル作品です。2016年早々の上演は、ファンの人達にとって新年早々のプレゼントになると思います。