6位 衛宮切嗣(えみや きりつぐ)
『Fate/Zero』
出典:©Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC
「正義の味方」になりたかった男
『Fate/staynight』の10年前を描いたスピンオフ作品『Fate/Zero』の主人公・衛宮切嗣。魔術師の家系に生まれ、少年時代の絶望的な事件を経た後、「魔術師殺し」として名を馳せるようになりました。
「誰かを助けるという事は、誰かを助けないという事」という言葉に象徴されるように、切嗣は人命を天秤にかける際、基準とするのはつねに命の「数」のみ。多くの人々を救うためには、たとえ相手が愛するものだったとしても始末します。それが切嗣の背負った「正義」の在り方です。
人間同士の闘争を憎む、誰よりも繊細で優しい心を持っているがゆえに、徹底的に自分を冷酷無比な戦闘兵器として扱います。『Fate/Zero』で描かれる第四次聖杯戦争でも、切嗣は勝利のために手段を選びません。卑怯で悪辣な戦略のせいで、騎士としての誇りが高いセイバーともたびたび衝突しました。それでも最後まで自分の正義を貫き通す彼の姿は、正真正銘のダークヒーローと言えるでしょう。
