「DEZERT」の魅力と支持される理由って?
DEZERTの主な活動経歴を見てきたところで、ここからはどうして彼らが人気を集めているのか?という部分に注目してみたいと思います。
DEZERTの音楽性・サウンド

出典:©Natasha,Inc. ナタリー ムック・ミヤプロデュース「COMMUNE」で5バンドが“競艶” より
DEZERTのサウンドは活動と共に変化し続けています。
00年代前半の密室系と呼ばれるようなバンドたちの世界観と、00年代後半にブームとなったラウドやメタルの要素を含んだヴィジュアル系サウンドを併せ持っているような雰囲気はどこか懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
楽器隊はそこまでテクニカルなフレーズを弾くことは多くありませんが、ハードな盛り上がりナンバーでのグルーヴ感や、メロディアスな聴かせる楽曲ではシンプルな音で叙情的に楽曲を盛り上げていて、音色の変化も巧みです。
異端児なVo.千秋を中心に生み出す”危うい”ライブ空間
DEZERTのボーカルである千秋は、シーンの異端児的な存在。
良くも悪くも正直で、MCで言いたいことは包み隠さず話してしまうし、ライブ中に他のメンバーから楽器を奪い取って自ら演奏してみせたり、ライブハウスであれば会場の規模問わずフロアに降りてきてもみくちゃになったりと、もうやりたい放題。

出典:©Natasha,Inc. ナタリー YOSHIKI感激!hideとギター奏で、HYDEとコラボした「VJS」2日目 より
昨年行われた「千秋を救うツアー2」ファイナル中野サンプラザ公演では全席指定の公演にもかかわらず、ウォールオブデスが発生したり、お客さんを前方に集め、ライブハウスのような状態にしてしまうという場面もありました。
とにかく予定調和を嫌うバンドであり、何が起こるか予測できない”危うさ”もワクワクしてしまいます。
V系シーンを繋ぐ存在
DEZERTは一見閉鎖的なバンドに見えがちですが、わりかし交友関係が広いです。
MUCC(ムック)のボーカル・逹瑯はDEZERTの音源を聴いた時に懐かしいものを感じたと言い、ギタリストのミヤが主催するライブイベント「COMMUNE」にもDEZERTは2回参加しています。
その後2017年1月に行われたDEZERTの主催イベント「This is the FACT」にMUCCが出演したり、MUCCのトリビュートアルバムにDEZERTが参加したりと、良好な関係を築いています。
そしてこのムックのライブイベント「COMMUNE」で共演し知り合ったD’ERLANGERと、ドラマー同士付き合いがあったというcali≠gariにDEZERTを加えてこの3バンドが共演するライブツアー「D’ER≠gari 2016 feat. DEZERT」も行われました。
ネオヴィジュアル系世代のバンドでD’ERLANGERやcali≠gariといったベテランの大御所バンドたちと関わり、ましてや一緒にライブイベントを行っているのはDEZERTくらいでしょう。

出典:©D’ER≠gari2016公式ツイッター(@DER_gari2016) より
また、NOCTURNAL BLOODLUSTやアルルカンといった同世代の人気バンドたちとも交流があり、対バンライブを行ったり、この2組がDEZERTの主催ライブに出演したりしています。
2017年1月29日には新木場STUDIO COASTにて主催ライブ「This Is The“FACT”」を開催。
A9、アルルカン、LM.C、MUCC、NOCTURNAL BLOODLUSTといった豪華な面々が集結し、近年のV系対バンイベントでも稀に見るほどの大盛況っぷりを見せました。
2018年の3月からはこの「This Is The“FACT”」の続編である「This Is The “FACT”」TOUR 2018を敢行予定。
こちらもアルルカン、NOCTURNAL BLOODLUST、DOG inTheパラレルワールドオーケストラ、RAZOR、少女-ロリヰタ-23区といった、人気のバンドたちが名を連ねています。