歪んでいるけど美しい!切ない恋から目が離せない『クズの本懐』の魅力って?
アニメとドラマが1月から同時スタートしたコミック『クズの本懐』(横槍メンゴ)!
恋愛モノのマンガといえば純愛が王道ですが、『クズの本懐』はその全く逆。主人公やその他の登場人物の”歪んだ恋愛”が特徴です。
「こんなのクズだ!」と思わず叫んでしまいたくなるシーンがたくさんあるのにも関わらず、なぜか””共感してしまう””””目が離せなくなる””とファンが続出。
今回はそんな『クズの本懐』の魅力に迫っていきたいと思います。
『クズの本懐』ってどんな話?
<出典:www.kuzunohonkai.com>
一見、仲が良い普通のカップルに見える、安楽岡花火(やすらおかはなび)と粟屋麦(あわやむぎ)には、決してバレてはいけない秘密があります。
それは、
「お互いを好きにならないこと」
「どちらかの恋が実ればこの関係は終わりにすること」
「身体的な要求には答えること」
というルールの中で付き合っているフリをするということ。
周囲からも憧れられる理想的なカップルは、実は歪んだ愛情から成り立っていたのです。果たして2人の本当の恋は実っていくのでしょうか…?
こんな恋愛マンガは見たことない!
この作品の最大の魅力は、”歪んだ恋愛”であるのに、キャラクターたち自身は純粋でまっすぐであるということだと思います。
花火と麦の関係は、決して正しいとは言えない関係です。
お互いの欲求を満たすためだけにの関係なんて、本来であればタブーなはずです。
<出典:twitter.com>
しかし、「心から好きな人がいるのに実らない」「ツライ、悲しい」そういった気持ちを少しでも紛らわしたいと思ったことは誰にでもありますよね。
相手に違う誰かを重ねた恋愛をした経験がある人も少なからずいるでしょう。
「こんなの間違ってるけど、でもどうしようもない」
そんな恋心をストレートに表しているのがこの作品が共感されるポイントではないでしょうか。
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