今年の12月に公開されるドラゴンボール超の新しい映画。最近、タイトルと予告が公開されましたね。タイトルは『ドラゴンボール超 ブロリー』です。
筆者はこのタイトルを見た時、驚きました。ブロリーが登場するんだ!と。
ブロリーは、原作の漫画には一切登場しないキャラクターで、いわゆる『アニメオリジナルキャラクター』ではあるものの、初登場となった劇場版作品で人気を集め、3部作の劇場版が上映されてきました。
出典:©バードスタジオ/集英社 ©「2018 ドラゴンボール超」製作委員会 『ドラゴンボール超 ブロリー』予告より
『ドラゴンボール超 ブロリー』では、実に24年ぶりの登場となりますが、前3部作との繋がりはなく、新しく設定やストーリーや構築した内容になるとのこと。
そこで今回は、これまでブロリーが登場してきた映画を振り返りながら、ブロリーとはどんなキャラクターなのか、その強さに迫っていきたいと思います。
ブロリーは何者なのか。悟空、ベジータの関係とは?
ブロリーは悟空と同じ日に生まれた純粋なサイヤ人の1人で、生まれてすぐに戦闘力を測った際に悟空の戦闘力の数値が低かったのに対し、ブロリーの戦闘力は生まれた直後からとても高い数値でした。
その桁外れの戦闘力から、将来王家を脅かす存在になると危惧したベジータ王の命により、父パラガスとともに放逐されてしまいますが、フリーザによる惑星ベジータの破壊の際に潜在能力を覚醒させ、2人は逃げ延びることに成功。
赤ん坊の時に地球に送られた悟空と兄のラディッツ、他の星へ遠征に行っていた王子ベジータ、そしてブロリーとパラガスの5人が、純粋なサイヤ人の生き残りとなったのです。
その後、ブロリーは子供時代に超サイヤ人に覚醒したものの、力の暴走を恐れたパラガスによってコントロール装置を付けられ意思喪失、制御下に置かれることに。
今回の新しい映画は『首』に、過去の映画では『頭』に、エネルギーの制御装置を付けています。
出典:©バードスタジオ/集英社 ©「2018 ドラゴンボール超」製作委員会 映画『ドラゴンボール超 ブロリー』キャラクター紹介より
悟空と同じ日に生まれ、保育器も隣同士。悟空の泣き声にいつも泣かされていたため、悟空に対して強い憎しみと異常なまでの執着心を持っています。