抜擢続く100期生、音くり寿・華優希
花組は、若手娘役も粒ぞろい!新人公演や外箱公演の主演経験者が多いのも、層の厚さを物語っています。
中でも注目したいのは、100期の娘役、音くり寿さんと華優希さん。ふたりとも、研究科4年目にしてヒロインを経験し、今後の飛躍が楽しみな存在です。出典:©宝塚歌劇団 公式HPより
音くり寿さんは、何よりその歌声の素晴らしさで早くから(初舞台公演から)注目を集めていました。
歌に限らず、お芝居やダンスも安定した実力で、「ミー・アンド・マイガール」では早くも新人公演ヒロインに大抜擢!海外ミュージカルの名曲を見事に歌いこなしていたのが印象的です。
「MY HERO」でもWヒロインの1人として舞台を盛り上げ、その楚々とした演技で好評を博しました。出典:©Umeda Arts Theater Co.,Ltd. 梅田芸術劇場メインホール 宝塚歌劇 花組公演『MY HERO』より
今年の冬には、「蘭陵王」でドラマシティ公演初の単独ヒロインに挑戦!
美しすぎる王の命を狙う女性という、今までにない役どころに挑みます。どちらかというと、かわいいイメージの強い彼女ですが、今回のヒロイン役で一皮むけた演技が見られそうです!
華優希さんは、愛らしい存在感でファンから注目されていた可憐な娘役。出典:©宝塚歌劇団 公式HPより
組配属直後の抜擢が早かったわけではありませんが、「邪馬台国の風」で新人公演ヒロイン、「はいからさんが通る」でDC公演ヒロインと、一気にスターダムを駆け上がります。
「ポーの一族」では、メインキャストの1人メリーベルに抜擢され、堂々とした演技で名作上演の期待に応えました。出典:©宝塚歌劇団 公式HP 花組公演『ポーの一族』より
華優希さんの持ち味は、天性の華やかさによる舞台のヒロインオーラ。守ってあげたくなる存在感は、娘役としての大きな武器だと思います。
また、特に秀でているのが演技力。お芝居を見ていると、役が乗り移ったような、憑依的な演技をされる娘役さんだと感じます。”
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