たくさんの新人バンドで溢れ返る邦楽ロック。その中でも、最近ひときわ個性を放つのが、新潟のスリーピース、My Hair is Bad。ボーカル椎木の胸を掴まれるような歌声に、エモーショナルなギターサウンドが特徴的な彼ら。彼らのプロフィールも交え、その魅力に迫ります!
新潟から全国を揺らすMy Hair is Bad
荒々しい演奏に、若者の現実を生々しく切り取った歌詞。楽曲に詰まった人間くささに、思わず胸が痛くなる、そんなMy Hair is Bad。しんみり聞き惚れてしまうようなものから、みんなで歌えて踊れるものまで。楽曲のセンスもさることながら、見るものすべてを夢中にさせる、独特の雰囲気のライブも真に迫るものがあります。
新潟は上越出身の彼らが放つ、飾らず、すべてをさらけ出すような曲には、心がふわふわと揺れてしまうような危うい魅力がたっぷりと込められています!
魂に肉薄する歌詞を産み出す、ボーカル・椎木知仁
My Hair is Badの個性は数多くありますが、もっとも注目すべきはボーカル、椎木知仁(しいきともみ)の、赤裸々を通り越して感情剥き出しの歌詞でしょう。どの曲からも彼の、本来なら隠しておきたいような感情がせめぎあっているのが、曲を聴くだけでもひしひしと伝わってきます。
思いの丈をすべてぶつけ、リスナーと全力で対話する、目の覚めるような歌詞にはどきっと胸を突き動かされることでしょう。一言では表せないような複雑な思いの滲み出た楽曲には、椎木の繊細な感性がしっかり投影されています!